うたたび ザ・コネクション


ごきげんいかがですか。 
司会太郎です。

北の国にはまだまだ寒く、厚い雪が残る地域があります。
逆に、早咲きの桜が通りすがりの人々の心を和ませてくれる
地域だってあるのです。
3月に入ったニッポン、明日からも季節の差を
各地でさらに感じることでしょう。

なんてことを言っている司会太郎は、
どういうわけかタイ王国・バンコクに滞在して
この記事を執筆しているのですが。


月1回の歌旅座テレビ、新たな映像作品の登場です。

JUNCOが作詞・作曲を手がけた「春に帰る」
彼女のオリジナルとしては10年ほど前の作品ですから、
北海道歌旅座においては「古典」とも言えるかもしれません。

親元から遠く離れて暮らしたことのある経験者は
この楽曲に万感の思いを抱くはず。




それでは、お楽しみください。
歌旅座テレビ3月の歌「春に帰る」

下記の画像をクリックすると、YouTubeがひらきます↓ 
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それでは、ごきげんよう。 
 
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一月往ぬる二月逃げる三月去る。
時はあっという間だが、今年の1月、2月のツアーは各地の印象、
思い出が多くありすぎるほどの濃ゆいもの。
一時札幌に戻ったものの、
「ずっとツアーが続いているようだ」というのが歌旅座メンバー今の心持ち。
2月最期の公演地はここ京都の南のまち、木津川市だ。
三重へと続く一級河川の木津川が流れる静かなところ。
2007年、木津町・加茂町・山城町が合併し木津川市が誕生したが、
旧山城町の山城総合文化センター・アスピアやましろが今回の会場。
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開場前にロビーを覗いてみると、市民のためのサロンのような
スペースになっていて、皆さんおくつろぎの様子。
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この日は「昭和」にどっぷり浸るべくまちの昭和写真が展示されていたり、
昭和の玩具、めんこ、ベーゴマ、けん玉などの販売・貸出コーナーも
設置され、おかあさんたちが懐かしく、優しい面持ちで眺めているのを見ていると
こちらも嬉しくなってきた。
そんなロビーでの昭和の「誘い」からの「昭和の歌コンサート」がスタート。
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公演中は、会場全体で歌い、熱い手拍子を頂いた。
岐阜・関ケ原市から、奈良、京都と続いた今回の5日間公演は、どこの会場も
3度目、4度目というかつて開催した近隣町から、そして前日の公演の余韻が
忘れないからと翌日の公演にも来ていただいた方たちが多くいらっしゃった。

歌旅座は皆さんのリクエストがあれば何度でもやってきますよ。
またお会いできることを楽しみにしています。
そして、今週末3月3日(土)はまた関西地区、今度は大阪・阪南市へ再び。
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ご来場、お待ちしております。





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奈良県は北西部にある川西町。
戦前まで大和野菜の雄として栄えた『結崎ネブカ』という
甘くておいしいねぎの産地、海はないが貝ボタンは国内トップシェアを誇る
人口約8500人ののどかな町を訪れた。
ここに20年間地元の人達に守られ続けてきた会館があった。
その名は川西文化会館。コスモスホールという愛称で親しまれている。
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公演日、少し早めに会場入りした一座。
担当の片岡さんが「9時になったらスタッフが来る予定なんで」と
教えてくれた。てっきり2~3人くらいの人数かと思いきや
その時間になると「おはようございます!」と次から次へと人が来た。
総勢十数名。
年のころは50代~60代後半、私の両親と同じか少し上の世代の方々だった。
みなさんは文化協会でそれぞれ踊り、ギター、歌など好きな活動をしていて
ホールで行事がある時はボランティアでその運営を手伝っているそうだ。
とっても「気」の良い人達だった。
開場時間になると、女性の皆さんはコスモス色のジャケットを羽織り、とびきりの
笑顔でお客さんを迎えてくれた。
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公演を終え撤収作業に取り掛かろうとすると、すでにスタッフのみなさんが
手伝ってくれていた。驚きだったのは全員がマイクケーブルの8の字巻を習得している
ことだった。
その後も手慣れた様子で照明の復旧作業…etc。
いつもの倍以上の人数での撤収はあっという間に終わってしまった。

片岡さんに「いやぁ~すごいですね。」と声をかけると「皆さん20年選手ですから」
とさらり答える彼もまた、この会館ができた年からずっとみなさんと一緒にここを守ってきた。
沢山の会館で公演をしてきたが、こんなに地元の人が密着して守られている場所は初めてだった。
発表会がある時なんかは、近隣市町村の会館を利用することも多く、演じる側として会館の人が
何をしてくれたら嬉しいのか、助かるのかということを感じるそうだ。
だからこそ、ものすごく丁度良い感じで私たちのステージのサポートをしてくれた。
気づくと”大きなお荷物”痛風ダル君の車いすを押して介助までしてくれていた。
そこには「おもいやり」があふれていた。
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川西町のみなさん、ありがとうございました。またきっとお会いしましょうね。
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本日は、歌旅座結成9周年。
数えきれない思い出を胸に
眼差しを遠くへ向ける。

アルフィー号の一件から、なにかと
『痛み』が激しい一座。
これはなにかのお知らせか?
3月はモノも人もメンテナンスの月と
なりそう。

1000公演を耐えてきた機材達は
どれを見ても なかなかの貫禄。
大事な衣装を守るケースは
かつてガムテープで補強されていた。
段差を埋めるベニヤ板は
長年連れ添う嫁のように
どこにでも対応出来る。
ツアーの合間に 補修に補修を重ねた
愛すべきもの達。

汚れる(けがれる)ことを恐れると
確かに 見た目の美しさは守れるかも
しれないけど、誰かと関わり
愛し愛され、傷つけ傷ついてこそ
命は輝くんだと思う。
立派なホールの片隅に置かれた
ピカピカのマイクスタンドを見ては
そう思う。
モノも この世に誕生したのなら
生かさないとね。

ダルは今回、その名の通り『痛い旅』
となった。
はっきり言って、1.5倍疲れた。ひょえ~。
だけど、車椅子に乗っていても
私達の目指すところはいつも同じく
ただひたすらに お客様の感動に向かって!

CHEEPにぃが、もしかしたら
『9年か、まだまだよ。まだまだ。
お前ら気ぃ締めてけよ~。』の気持ちで
ダルに『車椅子の刑』を?
なんて思ってしまうのは私だけか?
今一度、絆を確かめあった一座面々。

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みんなをいつも苦しめるヘビー級の
重さを誇るピアノ。
このステッカーを見る度に、
走り出した あの凍てつく夕張を
思い出す。

10年目のRUNが始まる。
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車椅子生活3日目。
前回書いた大東市公演のブログを書いてから、
一時帰札をしている間に治るだろうと思っていた痛風発作。
むしろあの時はまだ序の口だった…
その後は益々悪化し、結局間に合わずに車椅子でツアーに参加しています。

しかし、荷物も運べないし仕込みも出来ない。
車椅子で舞台をウロウロしていると危ないから隅っこにいなさいと言われる始末。
勝手に走り回る大きな荷物にしかなっていない…
しかし口は元気なので、してほしい事と指示だけはあれこれと言う…
メンバーからすれば、まさにキャスターが付いた勝手に動くスピーカーだろうか。



この日は御所市にて、昼に老人福祉センターにてJUNCOミニコンサート、
夜には文化ホールで昭和のうたコンサートという1日2公演でした。
 
お昼に伺った老人福祉センターはとっても元気な明るいお年寄り達ばかりで、
JUNCOの歌に感心と歓声があちらこちらから。
夜の公演にもその場で行く事に決めたというお客様もいらっしゃいました。 

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その文化ホールの公演では200席限定はソールドアウト。
開場時間もだいぶ前から沢山の方がお待ちになっていて、
それでも当日に入場を望むお客様もあり超満員となりました。
また御所の皆さんは反応がとっても良く、歌うのも大好き。
1部からフォークソングメドレーで大合唱、ふるさとで大合唱、
歌声喫茶コーナーでももちろん大合唱という具合。

でも聴きどころでは凄く真剣に聴き入っている様子で、
割れんばかり拍手が開場を包みました。

お客さんの盛り上がりがステージにも伝わってるのがとても解るくらいに
JUNCOやサーモンズのパフォーマンスにも力が入っていました。

御所市の皆さんはまたお会い出来る気がかなりしております。
またの再会をとても楽しみしたいと思います。

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俺の足、動いてくれぇ〜!
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