うたたび ザ・コネクション


ごきげんいかがですか。日高太郎です。

2023年の皐月、北海道コンサートツアーがはじまりましたよ。
まずは、太郎にとってまばゆいばかり、
日高山脈の雄大な光景を抱える十勝エリアの中札内村(なかさつないむら)から。
ご当地での歌旅座公演は、驚くことに9年3ヶ月16日ぶり。たいへんお待たせしました。
朝に札幌を出発して昼に会場となる中札内文化創造センターに到着、
中札内にお住まいでずっと歌旅座を応援してくれているMさんが迎えてくれました。
そして久しぶりの夜公演、粛々と設営していきます。

本番です。道内各地からお客様が集まってくれました。
こちらのホールを特徴づけるのは、天井に設えられた豪奢なシャンデリア。
下の写真は設営時の様子ですが、これを活用しない手はありません。
シャンデリア!
本番では第1部の最後の曲で登場、格調高い光の彩り演出となりました。

また、ますます力量を増幅した3人、ジュンコ・ナリコ・ケーゴによるステージでは、
新たなレパートリー、新たなパフォーマンスでお客様は大いに喜んでくれた様子。
そして、私たちのテーマ曲「歌旅」でラストを飾って公演の幕は閉じました。

いつものように多く皆さんのご協力で無事に終えることができたのですが、
ここ数年とちょっと違う印象だったのが、
新型コロナが5類に移行した5月8日以降で最初のコンサートだったこともあるのでしょう、
会場全体に軽やかで明るい雰囲気が広がっているように感じたこと。
これから控えている道東公演も楽しみです。

それでは、ごきげんよう。
トリオ!
 
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歌詞の中に印象的な街の名前が登場する
『ご当地ソング』日本だけではなく、外国の地名が入っているものもたくさん存在します。
『飛んでイスタンブール』『カスバの女』…
目を閉じれば旅気分が味わえる、歌紀行のようなものでしょうか。
今日紹介するのは、1987年に発売された
『津軽恋女』新沼謙治さんのヒット曲です。
津軽出身の太宰治の小説『津軽』からヒントを得たという歌詞がとても耳に残ります。
小説では、第二次世界大戦末期に太宰治が故郷を今一度旅をしてまわり、人のあたたかさに触れるという紀行文的内容になっています。
『七つの雪が降る』という津軽の「寒さ」と
対比して、故郷の「あたたかさ」を伝える面で、新沼さんの人柄がぴったりとハマっているように感じます。
(訛のある喋り方も好きです)
ギターとドラムが特技なだけあって、めちゃくちゃリズム感もノリもイイ!
元左官屋をしていたこともある新沼さん。
『芸能界で壁塗らせたら俺が一番だ』とも言っていたそうです。
手ぬぐい巻いて舞台照明の吊り込みをする私たちからしても、なんだか親しみが沸きます。
35年の時を経て、アコースティックバージョンであずましぃ〜く生まれ変わった『津軽恋女』
5月、この曲を抱えて参りますよ!
お楽しみに!


竜飛岬
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十勝・中札内村から始まり、釧路管内の弟子屈町~知床・羅臼町までの公演ツアーがまもなく始まります。
最終の公演情報はこちら☛
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5月10日(水)[中札内村]
中札内村文化創造センター
・ハーモニーホール(東4条南6丁目1-3)
 ▷開場18:30/開演19:00
 ▷前売 1,000円
  当日 1,500円
 ▷チケット
  中札内村図書館 ☎0155-67-2261(火曜休館)
  道の駅なかさつない カントリープラザ ☎0155-67-2261
  中札内村図書館...☎0155-23-8111(火曜休館)
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5月12日(金)アコースティック〈絆〉トリオ[弟子屈町]
弟子屈町公民館(中央2丁目3-2)
 ▷開場18:30/開演19:00
入場無料/町民限定・定員100名
 ⇒定員達成により【SOLD OUT】
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5月14日(日)[羅臼町]
羅臼町立春松小学校 体育館
(八木浜町190)
 ▷開場14:30/開演15:00
 ▷前売 1,500円
  当日 2,000円
 ▷チケット
  らうすぽ(羅臼町立体育館)
  らうす町教育委員会
  ステージワークス事務局☎090-3116-7385
  チケットぴあ(Pコード:188-069)*セブンイレブンでも購入可能
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道東といえば、我ら歌旅座の歴史にかかせない場所がたくさんあります。
写真の野付半島・トドワラもその中の一つ。
各地の皆さんはもちろん、この機会に北海道の大自然を感じに来ませんか。
ご来場お待ちしております♪


羅臼1


羅臼2


羅臼3
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ロシアの作曲家、ボロディンによるオペラ「イーゴリ公」は、現在のウクライナと、中央アジアの騎馬遊牧民の物語を題材としています。
化学者でもあったボロディンは、あまり多くの作品を残しておらず、このオペラの中の「韃靼人の踊り」は、最も知られているエキゾチックな曲ではないでしょうか。
中央アジアの遊牧民、その暮らしはどんなものだろう…馬のいななき、乾いた草原を走るひづめの音。夜には広い砂漠とゲルで休む彼らを月が照らす。いきいきとした踊り賑やかな市場。
古くはシルクロードの重要な都市として栄えた中央アジア、ウズベキスタンのサマルカンドは、そんな遊牧民と定住民をつなぐ接点となっていたそうです。
「サマルカンドブルー」と呼ばれる青色のタイルで彩られた建築が並び、遠い国だと思わせる魅力があります。
直行便で9時間。札幌から羅臼まで、車で約7時間と思えば近いものですね。
今ステージで弾いている「韃靼人の踊り」は、原曲からの引用はひとつのモチーフのみで、
あとは私とバイオリンが遊牧民かのように、
イメージする景色を巡っています。
公演を重ねて、作った当初より愉しくなってきました。
お客さまにとっても、思い思いの想像が広がる一曲になってほしいなぁと思っています。
そういえば、先月、大相撲春場所で優勝した霧馬山、日本に来る前は遊牧民だったとインタビューで話していました。
大関昇進を願っています!


ナリコ写真
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北海道歌旅座 ザ・コンサート2023 in 近畿

6月4日(日)[京都府八幡市]
 ▷開場13:30/開演14:00
 ▷一般前売 1200円
  65歳以上前売 1000円
 ▷チケット
  八幡市文化センター...☎075-971-2111
  ローソンチケット(Lコード:55251)
 *八幡市文化センター開館40周年記念公演
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6月5日(月)[滋賀県守山市]
 ▷開場13:30/開演14:00
 ▷前売 2000円
 ▷チケット
  守山市民ホール...☎077-583-2532
 (9:00〜17:00受付火曜と祝日の翌日は休館)
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6月7日(水)[滋賀県愛荘町]
 ▷開場13:30/開演14:00
 ▷前売 1800円
 ▷チケット
  ハーティーセンター愛荘...☎0749-37-4110
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6月9日(金)[奈良県生駒市]
 ▷開場13:15/開演14:00
 ▷前売 1700円
 ▷チケット
  たけまるホール...☎0743-75-0101
  (9:00〜17:30受付/月曜休館)
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 6月10日(土)[大阪府貝塚市]
 ▷開場13:30/開演14:00
 ▷一般前売 2000円
  コスモスメイト友の会前売 1800円
 ▷チケット
  コスモスシアター...☎072-423-2442
  (9:00〜17:00受付/水曜・第2木曜休み)
  チケットぴあ(Pコード:239-531)
  ローソンチケット(Lコード:53059)
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 6月11日(日)[和歌山県有田市]
 ▷開場13:30/開演14:00
 ▷一般前売 1000円
  高校生以下前売 500円
 ▷チケット
  有田市民会館...☎0737-82-2626
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