うたたび ザ・コネクション


今日から関東公演 前編が始まります。
前乗りツインズとしてオガさんとダルで先に現地に入っておりました。

先日の広尾中学校の芸術鑑賞授業を終え、トラック2人でえりも町へ。
翌日は一足早く出発する千歳空港でオガさんを下ろし、
そのまま苫小牧港へ行きフェリーに乗る予定だったのですが…
えりも町へ着く前に1本の電話がなりまして。
「三井商船ですが、台風の影響で船にご乗船が出来なくなりました。」
何を前日の夕方に普通に言ってくれているんだと、多少腹も立ちましたが仕方がない。

お得意の新日本海フェリーに変更しようと予約センターに電話。
営業時間外で繋がらず、段々と焦りながら今度は小樽港に直接電話。
事情を説明し急遽明日の船に乗りたい事と会社名を伝えると…
「あー、DMJさん。またコンサートですか?わかりました!」と。
何年も乗って最近やっと覚えてもらったようで、融通してもらい乗れる事に。

そして着いたのは新潟港、そこから目指すは静岡県沼津市。
夜には名古屋営業を終えたオガさんと合流し、宿へ。
その宿はBOSSの計らいで『沼津愛鷹の湯』という温泉宿。
ツアーではビジネスホテルや旅館が多い為、2人でありがたく湯に浸かる。

今日はみんなが到着するまでは2人で準備を進めなければいけないので、
ここでリフレッシュ&気合を入れ直して取り掛かりたいと思います。
みんな到着する頃にはステージが出来上がってる事でしょう!たぶん…

ではまずは腹が減っては戦は出来ないので、朝食バイキングに行ってきます!
久々の関東ツアー頑張るぞー!
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赤く染まったナナカマド。
爽やかな風と薄青の高い空。
金色に色づき始めた稲の穂。
北海道は夏から秋へと季節が移ろいつつあります。

芸術の秋。

十勝管内にある広尾中学校。
2年に1回開催される<芸術鑑賞事業>に
出演させていただきました。

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歌旅座の主演目「昭和のうたコンサート」は、
昭和の時代に青春を謳歌した人生の先輩方が多いため、
こんなに若い世代の前に立つのは久しぶりのこと。

開演前の体育館。
整列された椅子に座り、静かに待つ生徒たち。
行儀よく待つ姿は立派そのものですが、
水を打ったような静けさに、
体育館の中に溢れるなんとも言えない緊張感。
我々まで背筋がピンと伸びてしまいます。

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そんな空気を打ち破り、後方からジュンコ登場!
一気に会場が沸き立ちました。

さあ、第1部:音楽劇「黄昏を待ちながら」の開演です。

ジュンコとチエの軽妙なかけ合いが魅力の芝居、そして、歌。
ステージを食い入るように見つめる瞳はどれもキラキラと輝いていました。

休憩を挟み第2部はコンサート。

平成二桁生まれの若者には、昭和は遠い時代かもしれません。
それでも、公演後にジュンコに話しかけてくれた生徒さんの一人が、
「おじいちゃんとおばあちゃんが聞いていたからほとんど知ってたよ!」
と嬉しそうに話してくれたそう。

コンサートの最後にはオリジナル曲『海へ出よう』。

ただ前にひたすら  前にひたすら 一歩でも進むのが 
それが若さ ときめき ふるえる命の証拠


これからの世代を担う若者へのメッセージが込められているこの歌。

校長先生の「本物の芸術に触れると心が潤う」という言葉とともに、
希望に満ちた若者たちの心に届いていることを願っています。

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奇しくも当日は、世界を騒がす有事、
特に広尾町では落ち着かない朝となりましたが、
元気いっぱいの生徒の姿から想像できるのは、
曇りのない明るい未来のみ。

今の自分がここにいること。
こうして暮らしていること。
昭和を生き抜いてきたお父さんお母さん、
おじいちゃんおばあちゃん、
もっともっと前の世代から命が繋がれてきたからこそ、
今の自分がある。
今日の公演が若者たちのこれからの人生において
何かのきっかけになってもらえたらと願います。

そんなことに思いを馳せながら、
自分たちもエネルギーをもらった1日でした。

広尾中学校の先生・生徒の皆さま、ありがとうございました。

もらった力を胸に秘め、我々は晩夏の関東に飛び立ちます!
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ごきげんいかがですか。
司会太郎です。

時折吹いてくる風が秋を感じさせてくれようになりました。
今年の東京の8月はそのほとんどが曇り空だったり雨だったとか。
遅かった夏、9月に間に合うといいですね。



今月
歌旅座テレビです
「ケ・サラ 〜故郷の風のように」
(↑曲名をクリックするとYouTubeのページがひらきます)
私たちのステージ、定番の演奏曲になりました。

この曲のオリジナルはイタリアで生まれた海外の曲です。
作者はJ.
フォンタナ、C.ペス、N.イタロ、F.ミグリアッチの面々。
現在も活躍中、盲目のギタリストで歌手のホセ・フェリシアーノ
世界的にヒットさせたことでも知られています。

この曲に歌旅座の作詞家、北埜うさぎが独自の訳詞をつけました。
そして曲中で聴くことができる情緒あふれるブルースハープ(10穴ハーモニカ)は、
〈F.I.H.JAPAN主催・日本ハーモニカコンテスト・ブルースハープ部門第1位
ほかにも〈日本ハーモニカ賞〉〈ワールドハーモニカチャンピオンシップス〉などで
受賞・入賞を果たし、〈北海道ハーモニカ連盟〉の会長でもある
千葉智寿さんによる演奏です。歌うはJUNCO


さて、JUNCOと千葉智寿さんは、来る9月13日に
札幌の円山夜想で共演します。
すでに満席のソールドアウトになりましたが、
ご来場のお客様には2人の演奏を存分にお楽しみください。


それでは、9月の歌旅座テレビ
「ケ・サラ 〜故郷の風のように」をお楽しみください。
下記の画像をクリックすると、YouTubeがひらきます↓

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ごきげんよう。
 
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9月13日に開催いたします円山夜想スペシャルライブ、おかげさまで
ソールドアウト(売り切れ)となりました  ! 

第1部はJUNCOとチエによる小芝居音楽劇「黄昏を待ちながら」。
第2部はスペシャルゲストとして日本を代表するハープ奏者の千葉智寿さんをお迎えします。
JUNCOの力強い歌声と、千葉さんの時に優しく、切なく、力強く語るようなハープの音色。
見所満載のステージをご堪能ください。

ご予約の間に合わなかった皆様、お目にかかれず残念でございます。
また次回・・・ということが あるかもしれません !
ブログは毎日更新しております。ライブの新情報や、すでに終了した公演のライブレポート、
新商品発売などブログで発表いたしますので どうぞお見逃しのないようチェックしてみてくださいね。 

たくさんのご予約、ありがとうございました!!

日時:9月13日(水)
   19:00 open / 19:30 start
出演:JUNCO BUSU ゲスト:千葉智寿(ハープ)
料金:2000円(別途要オーダー)
主催・会場:円山夜想
http://www.marunoku.com


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8月26日、新篠津村では青空まつりが開催されていた。
歌旅座も出演の依頼をいただき、祭りに参加させてもらった。
祭り会場は自治センター前広場。
事前に調べてみると、この祭りには村内外から約6000人もの人が集まるそうな。
盛り上がるに違いないと、この日を楽しみにしていた。

当日は「青空まつり」というくらいだから、雨が降っては大変。
一応天気予報を調べてみるも、この日は雨の降らない予定だった。
しかしながら祭りも半分を過ぎたころ、空が真っ暗になり突然激しい雨が会場を襲った。
これはまさかのお祭り中止かと思いきや、30分もしないうちに陽が差し込み
綺麗な青空が広がった。
これも祭りの演出か・・・やりますな。天をも味方に付ける「青空まつり」。
ちっさな子供が「雨やんだー !!」と大はしゃぎで走り回る姿が何ともかわいらしく
心をほっこりさせてくれた。

屋内で雨宿りしていた人々がぞろぞろと外へ出はじめ、あっという間に広場は
は子供から大人まで大勢の人で賑わっていた。
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わたくし小さい頃から祭りが好きで好きでして。何が好きって、出店がものすごく
好きなのです。
母からもらった300円を何に使うか。
出店の通りを何度も何度も往復し、クレープと、フレンチドックと、フランクフルトの
狭間で心を揺らすのです。
どれを食べるか迷ってもクレープならイチゴ味。フレンチドックならケチャップ。
フランクフルトなら塩コショウと選ぶ味はいつでもしっかり決めているのです。
たこ焼きはちょっとお高いので、明日おばさんを祭りに連れ出して買ってもらおうと
頭の片隅でこずるい計算をするのです。
スマートボールもやりたいが、フレンチドックを食べてしまったら
お金がない。だから意を決して母に訴えるのだ。「あと300円ちょうだい !!」
仕込みの合間、ちらちら見える祭りに気を取られ、幼い頃の祭りを思い出していた。
(サクマ、集中しろ!)

陽が沈みそうな黄昏時、餅まきタイムがはじまろうとしていた。
自治センターの前にはものすごい人の数。一つでも多く餅を取ってやるという
殺気立った気が漂っていた。ある人はビニール袋を天に掲げ、ある人は子供を肩に乗せ
高い位置でキャッチしようという作戦だ。
ある人は腕を伸ばして周囲にぶつからない距離を確認中…
餅をまく方も、その気に負けじとブンブンと肩をならす。どこまで投げる気なんだろう。
餅まき前のこの緊迫した空気感、シュールで好きだったりする。
必死で取った餅も、実はそんなに食べたいわけでもなく、取ったあとに
こんなに取らなくても良かったかも…とプチ後悔する瞬間もあほくさくて嫌いじゃない。
そんな餅まきあるあるを考えつつ、私は手前にいる3人のファイターズガールを眺め、
自分との骨格の違いを観察していた。
お尻ちっさいなぁ。足ほっそいなぁ。
(サクマ、 餅まけ!)
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夜は山車のパレード。ちょうちん綺麗だったなぁ。

歌旅座は、僭越ながらまつりの一番最後のトリを飾らせてもらった。
いつまでもこの素敵な祭りが続いていきますように、また来年も新篠津の皆さんに
会えますようにと願いを込め、この日を締めくくった。
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新篠津村のみなさん、ありがとうございました。
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