うたたび ザ・コネクション


ツアーもいよいよ後半の山に入ってまいりました。
おいらもみんなも元気です。
のり日のあれこれを書こうと思ったけど止めました。

旅の途中のお酒に関するお話をひとつ。
九州に来たらやはり土地のお酒『芋焼酎』を呑むのは基本。
お陰様で私たちもありがたい事に
各地で地元の焼酎をたくさん頂き、毎晩の楽しみにさせてもらっています。

ここで皆さんは『前割り』という言葉をご存知でしょうか?
『前張り』じゃないですよ。
客人がくると分っている場合、前夜から一升瓶の六分目まで焼酎、
残りの4割りを天然水で割った物を作っておく(もしくは5:5)。
焼酎は25度の物。
これが味がまとまり、実にうまいらしい。

おぉー!確かにうまそうだ。
2升分のパック焼酎をロックでガンガン呑む我々とは違うゼ。
すっかりイメージの膨らんだ我々は、
「それに合う料理は?」「タレの焼き鳥!」「モツだろ。」などなど…
私、もう早く作りたくて仕方がない。
ちなみに燗にする場合、70度ぐらいのお湯に器を入れて、
55度くらいにするのが丁度いいらしい…
あぁ〜呑みたい…たまらん…。

「コンロトラックに積んどこうぜ」
「鉄瓶買おうぜ」
「IHの方がいいんじゃないっすか」

不思議な事に北海道にいたら焼酎を呑む気分にならないのは、風土が違うから仕方がない。
私たちはこうして旅をして、せっかく九州にいるのだ。
その土地のおいしい物をスーパーで買って、おいしい焼酎を呑もうじゃないか。

鳥刺し、きびなご、薩摩揚げ、らっきょう、ぬか漬け、
ニンニク生姜に甘めの醤油…
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『前割り』エンタメしてます。
『客人をもてなすため』ってのがイイ。
さてさて私たちも残りのツアーイイ味出していきましょか!


 
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皆さん元気にお過ごしですか。チエです。
Go Westツアーも折り返し地点にやってきました。
こちらは北海道よりも暑いものの、思ったより湿気も少なく
晴天も続き元気いっぱいに過ごしております。

ツアー5目は鹿児島県の中央部にあります姶良市加治木町を訪れました。
鹿児島県に隣接していて、私たちの泊まった宿からは桜島を眺めることが
できました。
この日は何だか不思議な日でして・・・。
なんと、願いを口に出すとすべて叶ってしまうというなんとも嬉しい日でした。
5姶良
前日の夜、宿に到着した一行。
『居酒屋ヤトチ』(司会太郎の部屋)に全員集まり『黒霧』で一杯やりながら
今日の反省や、明日のアレコレを話し合う。公演後大体この流れで1日を終えています。
必ず出てくる話題が、「明日は何食べる?」という「食」の話題です。
この日も例のごとくその話題になりました。
「鹿児島といえば鳥刺し?」「さつまあげ?」「牛?」「ラーメンもいいなぁ」
等々候補が飛び交う中「黒豚だ ! 」という意見に一同一致したのです。
(みんなの視線が私とダル君に向けられたのは気のせいだったのだろうか・・・)
昼のメニューが決まるとその日の動きはとても軽やかになる。
朝は少なめに。歩くときは「トンカツ♪トンカツ♪」とリズムを刻みながら移動する。
これなら上りの階段だってお茶の子さいさい。多少のことは気になりません。
ほんとに楽しみだったんです。
そんなとき、今回コンサートのご縁をくれた方がひょっこりと現場に顔を出し
「お昼用意してあるから。かつ丼」
この言葉に感動をおぼえ、思わず周囲が引くほどのテンションで喜んでしまいました。

その後も「あちぃ~! かき氷食いてぇな!」「そうですねぇ~ !」
なぁんて何気なく話していると楽屋の冷凍庫にこの品が。
『白くまアイス』(かき氷に練乳がかかり、フルーツがトッピングされている
鹿児島の名物デザートなのです)
こんな偶然があって良いものか。
1姶良
さらに、九州に来るといつも芋焼酎の黒霧島を飲んでいたので、
たまに違う種類の焼酎も飲んでみたいよねぇ~なんて話していると
主催者の方々から地元の焼酎をふたパックもいただいてしまいました。
(頂いたのは『白金乃露』『あらわざ』という芋焼酎)
あまりに願いが叶いすぎて盗聴器でも仕掛けられてるのかと疑って
しまうほどのナイスタイミングでした。(素直に感謝しなさい !!)
3姶良
さらにさらに、嬉しいお客様も。
宮崎県からいつもマンゴーを届けてくれる樋口さんが遊びに来てくれました。
7姶良
何だか立て続けに願いがかなっちゃったもので、「あとは今回のコンサートが満員だったら
いいね~。」なんて話していると・・・ありがたいことに客席は人で埋め尽くされて
いました。
温かい人々の空気を感じながら、大盛況の中幕を閉じることができました。

願いを口に出すと叶ったという1日。最後にもひとつお願いしときましょう。
また来年も姶良市のみなさんに会えますように。
沢山のご来場ありがとうございました。
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ごきげんいかがですか。
司会太郎です。

九州はいまだ梅雨入りには至らず、快晴天気がつづきます。
なので気温が高く、アツイのであります。
歌旅座「ゴー・ウエスト・ツアー」は現在のところ
天気に恵まれております。
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福岡県小郡市。はじめての公演地。
なんでも、2000年前にはすでに人が住んでいたという
遺跡が見つかっているのだそうです。すごいゾ、小郡。
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文化会館スタッフのみなさんは気の良い方ばかり、
お客様と同様(またはそれ以上に)歌旅座の公演を楽しみにしてくれていました。
こうなると成功したのも同然。
指定席と自由席に分かれた客席には大勢のお客様が着座。
さあ、盛り上がってきました!
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幕が上がれば、会場はドヒャーッ。
それに応えようとステージはブワーッ。
またお客様からドッカーンッ。
歌旅座はさらにビッカーンッ。
おわかりでしょうか。
つまりは盛り上がったということです。
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かくして、歌旅座が再訪したい街がまたひとつ加わりました。
お客様と文化会館のみなさまに大感謝!
断られても絶対行きますので、よろしくお願いします。


ごきげんよう。

 
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初日の『ビストロときつ』さんでもレコーディング日誌見たよ!
と声をかけてくださるお客様がいらっしゃって、嬉しい恥ずかしのダルです。

連日の夏のような暑さではありますが、梅雨入りはまだしていないので、
カラッとしていて清々しい日々が続いています。

本日は2度目の佐賀県の江北町へやってまいりました。
ここは農業の町で減農薬有機米を多く作っている町で、
会場までの道には黄金色の田んぼが広がっております。
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 会場の『ふれあい交流センター ネイブル』は普段、体育館として使用されていて、
町民の方が汗を流しながら交流を深めている場のようです。
開演前に大隈館長から「ご利用頂いている皆様に楽しんで頂きたい」と
ユーモアたっぷりにご挨拶頂きました。

そして、農繁期にも関わらず前回を上回る300名を超える客様にご来場頂き
多くの方がとても楽しみに待っていてくださった空気が伝わってきました。
 またここにも『歌旅座』が根付いてきている感じがします。
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全体的にはシャイな雰囲気でしたが、皆さんが小さく手拍子をしていたり
口が動いていたりと、ぞれぞれで楽しんでいる姿が嬉しかったです。

しかしながらひとつ残念だったのが、自分の目の前にいたのお客様。
釧路あたりのスナックにいそうなママとホステス風な女性2人。
携帯で写真を撮るし、喋ったり、携帯いじったり、騒ぎ出したり…
特にママ風な女性は年齢もそこそこに重ねている方なのに率先していて、
その騒ぎ方も飲み屋の人って感じで、自分の店で勝手にやってくれと思います。

盛り上がってもらう事はいい事なのですが、騒ぐのとは違いますよね。
他のお客様も少し気になっていた様でしたし。
こういう時に声をかけようか迷うのですが、我々が言うのも棘が立つ様な気がして
なるべく我慢する事にしてるのですが…
自分の本心としてはお引き取り願いたいぐらいです。

本当にコンサートを楽しんで盛り上がって頂きたいですが、
コンサートは関係なくただ自分勝手に騒ぎたい方を見ると心苦しく思います。

その事以外はとても楽しんで頂き、とてもいいコンサートになったというのは、
帰りのお客様の顔で間違いないと思います。
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九州での楽しみな場所がまたひとつ。
来年も来れるといいなぁ。

おわり。

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アリタです。
ツアー2日目、歌旅座メンバー全員が福岡に集合。
本日の公演地・北九州市へ。
 
九州(門司)と本州(下関)を結ぶ、関門橋があるここ、
これまでも何度も通過してきたところであるが、
コンサートは去年に続き2回目となる。
 
北九州市はとても歴史のある街。
さかのぼるところ、1400年前。
現在の北九州市は、豊前国と筑前国に2分されていた地区であったが、
645年(大化元年)に門司の地名の由来となる、古代の九州を統治した
大宰府の第1関所「門司ガ関」がおかれ、防人が配置されたことでも有名な地区。
なんだか、社会科の授業で聞いたことがあるような。。
北海道の開拓史とは比べられない歴史感だ。
 
その後は、1894年の日清戦争後にその賠償金で建設・整備され、
2度の世界大戦でも重要な製鉄拠点となった、官営八幡製鐵所は有名ですね。
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今や世界遺産にもなり、明治~昭和にかけて栄華を誇ったが、
時代の光と影を見続けてきた土地柄だ。
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今日の会場は、そんな八幡東区にある、八幡ロイヤルホテル。
窓からは、製鉄所の一部跡地に建てられた遊園地・スペースワールドの景観。
一方、ちょっと外を歩くと、地元の商店街は、昭和から続く古き良き佇まい。
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ここで、仕込み前に頂いたのが、小倉名物のうどん。
九州のうどんには珍しく、真っ黒な濃い醤油ダシ。
牛ほほ肉の煮込みスープに、生ショウガ、唐辛子をたっぷりといれ、
思い出に残る、なんともエスニックな味でした。
ツアー先で、その街々の歴史や文化、そしてそこに住まう方の人柄にふれること。
これも、旅の醍醐味ですね。。
 
さあ、そんなノスタルジックも感じる北九州市での公演。
コンサート会場にご来場いただいたみなさんありがとうございました。
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歌旅座のGO WEST ツアーは始まったばかり。
九州は、これから佐賀~福岡~鹿児島と続きます。

また、お逢いしましょう✋
 
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