JUNCOです。
30代最後の師走を迎えてます。
『一年の』というより 『10年の』と考える。
自分の走りはどうだったんだろう。

随分と色んなことがあった10年だった。
自分の未来は どこまでも形を変えていけると
思い知った10年。

子供の頃の『社会』とは 家庭だった。
家族や学校が世界の全てだった。
そこから旅に出た。冒険の旅。
違う景色を見たかった。
余所の町に行き 他人と出会い
自分の家のスタイルや考え方が
『人と違う』ことを知り 己を知り・・。
そしていつしか 『影響を与えたい』と願うようになり、
自分の命の意味を探して 
燃えている証拠を掴みたくて
仲間と一緒に あの『感動の一瞬』という光を見たくて
もがき苦しみ 泣き笑い・・。

色んな街に行った。沢山の人に出会い 一緒にお酒を呑んだ。
二度とない景色を見て 二度と来ない朝を迎えて
二度とないステージを共に創り 走った。
走っている。
そうだ 走っているんだ。
師匠も走るもなにも 私達は 『いつも走っている』んだ。

靴も履かず 走り方さえしらないという歳でもなくなった。
ボロボロでも靴を履き、より遠くへ長く力強く走る方法を
この旅で 学んできたはずだ。
しかし、まだ転ぶ。何度だって転ぶ。
でもそれでいいと思っている。

CHEEPさんや 小太郎さんが置いていった
形のないスニーカーが
いつでも私達に語りかける。
『まだ 走れるだろ?』

今年もあと僅か。
2016年というゴールラインを
気持ちよく両手を挙げて走り抜けたいです。

余談ですが この『走る』という字の象形文字

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この字には ただの走る ではなく
『一生懸命に走る』という意味があるそうです。
昔から 走る時は 死にモノ狂いだったってことですね。