みなさん元気にお過ごしですか。チエです。
今日はある日歌旅座にかかってきた
一本の電話のエピソードを紹介しようと思います。


その電話は山形からだった。 キレイな声で優しい話し方をする
ご婦人だった。
内容はというと~
「TIMEという曲が入ったOLD&NEW というアルバムが欲しい。
突然娘さんを亡くした友人に送りたい。」 とのことだった。

ライブでもなかなか歌わないこの曲を、
なぜ山形の人が知っているのか不思議に思った。

話を聴くと 「ごごラジ!」というNHKのラジオ番組で
風見しんごさんが紹介してくれていたそうだ。
2007年に突然交通事故で娘さんを亡くした
パーソナリティの風見さんの元にこのCDが届いた。
送り主は、彼と同じように娘を突然失ってしまうという
辛い経験をした女性だった。
そこには「今すぐには聴けないかもしれないけれど
いつか聴ける時がきたら聴いて欲しい。
いつかそう思える時がきます。」
というメッセージが。
その曲がTIMEだったのだ。

JUNCOもまた大切な親友を突然失っている。
この曲は親友に向けた鎮魂歌…。

その曲が同じ経験をした人の心に沁み込み,励みとなっていること
知らない間に誰かの「手」から「手」に伝わっていることが嬉しかった。

「もう全然見つからなくって、やっと見つけたんです!」 という喜びの声。
「届いたら友達に贈ります」という安堵の混じった声には
友達を大切に思うご婦人の気持ちが現れていた。


しばらく在庫を切らせてしまっていた「OLD&NEW」。
この度再販いたしました。
何かを押し付けるわけでもなく、ただ寄り添ってくれるJUNCOの歌。 
今日も誰かに届いていることを願う。