こんにちは、アリーです。

明日、私は旅に出ます
あなたの知らない人と2人で
いつかあなたと 行くはずだった
まだ春浅い 信濃路へ ♪

昭和52年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」を鼻唄に、
今回向かう最終目的地は、信濃の国・長野県。
成田空港から、神奈川西部をぬけて、まずは山梨の北部の市町村を訪れる。
中央道を走り、山梨あたりの長いトンネルを抜けると、
一挙に気温が下がり、山は雪景色だ。
高速を下り一般道に入ると、さほど広いとはいえない道、
両脇には、昔ながらの商店街、古い家々、趣のある街並みが続く。
道路標識をみると、おぉ、えーっ、ここは甲州街道!?

新宿から、八王子に抜ける東京の幹線通りというイメージしかなかったが、
そうそう「甲州」という名前のとおり、東京からここまで続いているんだナァと実感。
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調べてみると、甲州街道は、江戸幕府が江戸城と甲州城を結ぶ、
戦(いくさ)用の軍事道路として敷いたのが始まりで、
日本橋起点~長野の諏訪湖の東側、今の下諏訪まで続く道。
後には五街道の1つとして、人の行き来が絶えず、沿線の街は多くの宿場町
として、栄えたところ。

当時、江戸からここまで何日かけて人々は歩いて来たのだろうか。
街道沿いの町々はどんな様相だったのだろうか。

そしてその町の歴史を感じながら、歌旅座の公演の旅を続けていけたら、
と思うと、なんだか清々しい気分になる。

京王線沿線に住んでいた、東京での学生時代、
毎日、この通りを渡り、身近な存在だった、
〈我が青春の甲州街道〉に思いを馳せる旅になった今回。

その先に訪れた、信濃の国は、身を差す寒風の中、
絶景の風景で迎えてくれていた。
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〈松本城 Photographer ・TAKA〉