京田辺市の公演を終えてすぐ、今度は私がメンバーと別れ
歌旅号を舞鶴港へと走らせました。

京都府内とはいえ京田辺市から舞鶴市まで約2時間。
何とかフェリーの乗船時間までに到着。
船に乗ってしまえば間に合った安堵からか、慣れた船だからか
心地いい揺れが始まった途端に睡魔に襲われる。

寝る、寝る、また寝る…
 トータル12時間の睡眠。
何度寝したかわからないですが、
たまに起きると自分が今どこにいるのか解らなくなります。 
自分の感覚ではあっと言う間の小樽港到着。

フェリーは車で乗る人が多いですが、人だけで乗る人も少なくないです。
子供や孫に会いに行くのか、手土産をさげてる人
お米や食材が入っていそうな重たそうなダンボールをカートで引いている老父婦。
何となく還暦も過ぎた自分の親と重ねて考えてしまいます。

自分の母はサバサバしていて、黙って息子の帰りを待つようなタイプではないですが…
それでも初めて地元を離れて一人暮らしを始めた時は、毎日くだらない電話が来てました。
今でこそ、そんなに連絡も滅多に取り合わないですが。
しばらく帰っていないのもあり、たまにの電話の母の様子が
フェリーで見た老夫婦とかぶるように思えます。

母の性格は誰構わず言いたい事を言う、だが人の話しは聞かない。
という家族も困った性格。
釧路公演の時、公演を終えてから母を交えての打ち上げ。
酔っているのもあり、好きな事を言う母にずっと気を揉んでいた。
BOSSが帰り道に一言
「あの母さんから産まれたんなら、お前も思った事口にしろ」
その時強く思いました。
『歌旅座の酒の席にうちの母を呼んではいけない』と…
BOSS自身もそうだからか、はっきり物をいう母の話しはOKらしいが。
そばで聞いているこっちは酔える訳もなく、気が気ではない。

そんな母でも取り柄ぐらいはある物で。
料理がうまい。
母の味だから息子が旨く感じるのは当たり前かもしれないが…
特にお酒が好きなせいか、煮込みや魚料理が抜群だと思う。
子供の頃から料理はよく教えてもらっていた。

いろいろと思い出していると、長々と私事が続きそうなのでこの辺で。
今回はそんな小樽出身の母を思った『岸壁の母』ならぬ『岸壁のダル』でした。

あぁ、母さんの肉じゃがが食いてな…

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