通い慣れたバンコク、20年振りにアジトを変えてみた。
ドンムアン空港に程近いローカルなエリアに滞在中。
窓から見える飛び立つ機影と微かな騒音が新鮮だ。
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さて、今日から10日間に渡り、リレー方式で座員並びに関係者に
歌旅座9年目の挑戦と題して出筆願うことにする。
まずは僭越ながら自ら一席。

先日、机回りを整理していたら懐かしいファイルが出て来た。
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[ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009]
そう、全てはここから始まった。
Junco&Cheep の初舞台は夕張市民会館の食堂に設置された特設ステージ。
現在ステージに立つサーモンズも全員裏方である。
のちにスポットライトを浴び、歌って踊ることなど夢にも思わなかったろうに。
最近の歌旅座の楽屋、出番前に中年男達が準備する光景は不気味そして哀れでもある。
鏡に顔を近づけ真剣に鼻毛を抜き続けるオガ。
ファンデーションをオカルト的に塗りたくる司会太郎。
太り過ぎてジーンズはけねぇ、と毎回ぼやくアリタ。
3人前の弁当を平らげ気が遠くなってるダル。
想像だが、女子の楽屋はもっと凄まじいのだろうな。
そんな烏合の衆の歌旅座はあの日夕張から終わりなき旅に出た。
当時のセットリストが残っていたので曲目を披露しよう。

1.各駅停車
2.君をのせて
3.春に帰る
4.コスモス
5.名画座
6.セイムオールドストーリー
7.重ね日
8.想秋譜
9.愛と風にように
10.悲しいことは数あれど

オリジナル7曲  カバー3曲 順番を変えながら演奏した4日間。
あれから8年、ジュンコのレパートリーは10倍に増えた。


[Same old story 20年目の訪問者]
俺自身初めてドキュメンタリー映画の監督に挑戦した作品。
前年のニューヨーク国際映画祭に続き2度目の映画祭での上映だったが感動はなかった。
それより特設ステージのライブと厨房の忙しさが記憶に残る。
雪降る中、札幌と夕張を往復した毎日。
帰りの車中はみんなドナドナ気分。
PosterSOS


歌旅座9年目の挑戦。
今年中に北海道全市町村制覇は達成できるのだろうか。
最初に掲げた目標達成の暁には応援団の皆さんと喜びを分かち合える
特別公演を開催したいと考えてる。
Xdayをお楽しみに。

おっと、部屋掃除のおばちゃんが来たのでアリタ引き連れ
路地裏の屋台でタイラーメンでもススッペロ~イ!
See you in Hokkaido!