『挑戦』するのは好きだけど
麻雀ではいつもビビッてるJUNCOです。
ちょっと書いてみます。
とある会場で一人の男性に声を掛けられた。
『俺、あと3か月で死ぬんだ。あんたの歌
素晴らしかったよ。もう聞けないと思うけど
ホントに素晴らしかった。ありがとな。』
介護施設で一人のおばあちゃんに声を掛けられた。
『あなたの歌聞いてたら ふるさとのこと思い出しちゃって
涙が出てしまって・・・。ありがとうね~。遠くないうちに来てね。
必ずよ?お願いね?』
杖をついたおばあちゃんが私の手を握りながら話す。
『私が生きてきた中で一番素晴らしい歌だったわ。
ほんとにねぇ~ ホラ 腰だってこんなに伸びてっ ね?』
私に歌い続ける意味を教えてくれる人達。
ありがとうありがとうと何度も胸の中で呟きながら
自分はあと何回この人の胸に歌を響かせられるだろうと
考える。
『また来ます』という言葉がやけに無責任に聞こえる時がある。
また会えたのなら それは奇跡のようなもので
きっと『また』はそんなに来るもんじゃない。
しかし私達は より多くの出会いと再会のチャンスを
血眼になって作っていく。一座一丸となって。
はっきり言って私達は 車の中で呑まなきゃいけないくらい
『貧乏』だ。もう一回言おう。貧乏だ。
よく8年間も どこのスポンサーも付けず、寄付金も貰わず、
ボロボロで走ってきたもんだ。
『イイものはイイ。』『誰でも気軽に聞きに来れる料金で』
『そして沢山の人に』 『一流のステージを』。
この想いを貫くがゆえに貧乏だ。
がしかし!この想いがあればきっと
今年は 『貧乏脱出』出来るんじゃないだろうか。
9年目の挑戦。
『自分達のステージで貧乏脱出』だっ!
(来年の公演も既に入ってきてます。
金運アップスケジュール帳。)