少し晴れては 『あぁ…ジンギスカン日和だな…』
心地よい風が吹けば 『あぁ…なんか焼きたいな…』
そんな日が続いた。
みんなこの日が来るまで 必死に我慢した。
北海道人に流れる熱いジンギスカン欲。

そして遂にこの日が来た。
デデデデ~ンっ!!

1497838063733

前日から食材の買い出し、胃腸の整備、
あぁ~ 色々仕事が手につかない訳です。
日頃の行いがいいせいか バツグンにゴキゲンな天気。
空に向かって投げキッスでございます。

日曜のアジト 午後2時。
屋上に次々とセッティングされていく。まぁ 準備の早いこと。
円山の空に 『アジトdeジンギスカンっ乾杯っ!!』の声が響く。

『早まるなっ まだだ肉はっ!』『まずはもやし食えっもやしっ。』
『んんん~ん~っ♪野菜んめぇ~~っ♪』
(チエの実家で採れたアスパラ)『味濃いぃ~~ったまらんっ!』
歌旅座メンバーの汚れちまった身体に 北海道の恵みの味が
ギュンギュン沁み込んでゆく。

しかし風が強い。なにもかも吹き飛んでしまうくらい強い。大丈夫か?
フフフ。大丈夫である。なにせ 私達は 皿もテーブルに貼り付け、
コンロの周りも囲いを付け、
灰皿用のカンカンも椅子に貼り付け、対策は万全なのであ~る。
幸いなことに 風で飛んでいくような身体の人もほぼいない。

今回のポイントは 前回のブログでも紹介した『前割り』である。
前日からしっかりと二升分仕込んでおいた。
すっかりお気に入りになったいも焼酎『白金の露』。
程よく馴染んだ焼酎は ジンギスカンにもピッタリ。
ワイワイやる大人達の湯呑は 次々とカラになってゆく。
大好きな景色。

こういう一日があると ホラ また私達元気になって
走っていけるんですわ。
スケジュールがどんなに埋まってきても
この大切なひととき 北海道の短い夏を満喫していくのであります。

宴の後、タクシーに乗って帰ったら 運ちゃんが変なことを言う。
『日曜日に会社でジンギスカンなんて迷惑ですよね。』
?この人 何言ってるのかしら??
『なにがですか?』(軽くキレぎみの私)
『日曜日も会社に行ってジンギスカンだなんてね。』
こ・こ・こいつぅ~っ なんつぅ悲しい思考回路なんだ…
腹が立つというより なんだかそういう社会が悲しくなった。
おじちゃん、世の中は そんなつまんない場所だけじゃないのだよ。
あの 幸せのジンギスカンの景色を見せてやりたくなった。

この世の喜びと悲しみがミックスした 妙な一日の終わり方。

そんなんじゃないんだyo!運ちゃんyo!
日曜も月曜も いつだって幸せはそこらにあるんだyo!

1497838074383

ワレラ ウタタビザ
キョウモ シアワセナリ。マンプクマンゾクジャ♪