山に囲まれた盆地育ちのわっちにとって、海は特別な場所だ。
幼い時に親に連れて行ってもらった海水浴。中学生の時の海浜学校。
海で遊んだことは数えるほどしかなかったから、珍しい存在だったのか…。
ずっと動かずに 町を見守り、季節と共に彩を変えていく山も好きだけど
絶え間なく、時に激しく、時にやさしく引いては打ち寄せる波は、
ずっとみていても、その音を聴いていても飽きることがなかった。
前世は人魚だったのかな。
(こっちの人魚じゃありませんよ)

歌旅に参加させてもらえるようになってから、海をみる機会が増えた。
海をもっと好きになったのが、2年前の道南ツアーだった。
ツアーの合間 "せたな町" にある『三本杉海岸』に連れて行ってもらった。
BOSSが幼い頃素潜りして遊んでいた場所だそうだ。 

車を停め、砂浜に降りて、海を眺めたとたん心を奪われてしまった。
海水が透明・・・海が青い !! なんてキレイな海なんだろう !!
こんなキレイな海をみるのは初めてだった。
北海道にこんなキレイな海があるなんて。
すかさず靴を脱ぎ波打ち際でキャッキャ キャッキャと遊んだ。
防波堤から透明な海を覗き、「魚はいないか、ウニはいないか」とまたまた
キャッキャキャッキャとはしゃいだ。

「飛び込んでみるか?」なんて言われたけど、服は濡れちゃうしぃ~、
正直泳ぎは苦手ぇ~、深い海はこわぁ~い。
更に、ちっさな町民プールで溺れかけるほどの泳ぎの技術しか持ち合わせていない。
そんな気は全く起きなかった。
その時だった。何者かが、私の "ケツ" をドーンと蹴り、海に突き落としたのだ。
足をつけようとするが、まったく足がつかない…。これは溺れる 。
と危険を察知した瞬間「ヴァっルぐン ダぁスけでぇ~!!(だるくん助けて)」
と救助を要請。面倒くさそう~にダル君が助けてくれた。
後から溺れた場所を検証してみると・・・あれ?足がつく 。
それがわかった瞬間、恐怖から解き放たれ、そこは最高の遊び場となった。

楽しい記憶というものは、いつまでも残るもので。そしてまた再現したくなるもので。
夏は道南の海に行く !! この時からひとつ私の目標が増えたのだ。
そして、実現した2017年夏の道南ツアー。
暑さよりも、楽しさが上回る。「待ってたぞ~ !!」といわんばかりに
その海は青さと透明度を増していた。
道南の人たちの気の良さが、更にその魅力を増してくれた。
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短い北海道の夏。それを謳歌するには北海道が誇る大自然に身を任せ、
キレイな海と戯れるという新たな楽しみを見つけた盆地育ち娘。
海のない札幌では、しょうがないので蛇口にホースをつなげ水浴び。
道南の海を思い浮かべながら、また来年も必ず行くのだと心に誓う。

少々涼しくなったものの、暑さはまだ続きます。
みなさまどうぞこの夏を楽しみつつ、ご自愛くださいませ。