この日、我々が札幌へ帰って来たのは出演の2時間前。
かなり西陽が暑く、お祭り日和で盛り上がっているだろうと思っていた。

しかし札幌の朝は雨が降っていたようで、
到着すると、音響さんは機材をワゴン車の車内に機材を組んでいました。 
「ごめーん、これでやってもらえるかな?」と…

歌旅座でも縁があり何度かお世話になっている音響さん。
実は専門学生の時からお世話になった事のある方で、
現場を教えてくれた方達の一人で、いわば先生に近いような人。
そんな人に現場対応で「これでやってもらえる?」なんて言われて
「無理」なんて答えは自分にはないのでした。

使い慣れ無い音響機材もなんとか理解したところで出演となりました。
広い会場のお祭りはだいたいそうだと思うんですが、
まずステージの最前列には人が溜まらず、正面3、4列目から舞台横にかけて溜まる。
これも日本人の習性なのでしょうか?
このお祭りは割と子供が多いのもあってか、だいたいの興味は最後のビンゴ大会。
その後の参加賞狙いの盆踊り。
町の大きなお祭りの醍醐味のひとつではありますからね。

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もちろんコンサートを楽しんで頂いている大人達もいますので、
その方達がいる限り歌旅座も参加したいと思っております。


数日前にも書きましたが、叔父がこのお祭りの役員をやっていまして、
その関係もあって毎年出演させて頂いているのですが、
自分的には叔父の張り切っている元気な姿を見れる貴重な機会なので、
そんな姿を見れる年1回の楽しみだったりもしています。
気張りすぎて無い髪の毛が、更に無くなって来ているように思えるのが心配ですが…
叔父の西陽もかなり輝いています。いろんな意味で。

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本州ツアーも多くなるであろう来年も、都合よくこの時期に北海道にいる事ができるのか。
そもそも4年目のお声がかかるのか。
またのお楽しみにしたいと思います。