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いい眺めでしょ。
バンコク滞在中のアジトです。

20年前この国に現地法人を設立した時、購入を勧められたコンドミニアム。
サイアムシティ銀行タニヤ支店のボンチャイ支店長から。
日本語堪能で大のビール好き。
ポンチャイさん定年退職後元気だろうか。
当時の俺は若さと馬鹿さが混在し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを
飛び回り趣味のように会社を設立していた。
タイランド?
少し迷ったがこの国と長く付き合う気はないと購入はせず渡タイの度に
レンタルして来た。
このアジトの経営母体も3度変わり現在の名称はCHATRIUM
価格は倍以上になったらしい。
その頃のバンコク市内はBTS(高架鉄道)地下鉄もなく移動手段はタクシーか
トゥクトゥク(オート三輪車)が主で「渋滞」はバンコク名物だった。
1997年この国はアジア通貨危機で金融破綻し経済植民地になった。
その結果、外貨資本が津波のように押し寄せ皮肉にも街は発展を遂げる。
日本では山一証券、北海道拓殖銀行が破綻したのもその年。
拓銀よ、2万株返せ。ついでにJALも。
どうやら俺は不動産や株式投資には向いていない。

さて今日のお題は「運び屋」
運び屋は憂鬱である。
何せ重い。
不機嫌になる重さだ。
かつてミュージックメッセという音楽見本市に出展していた時は総重量
150キロの設営機材や商品サンプルを持ち込み空港から空港へ移動していた。
シンガポール、フランクフルト、パリ、ロサンゼルスなど。
思い出に残るのはヤバイことばかりだ。
アムステルダムのスキポール空港では税関でパスポートと商品サンプルを
没収され入国させてもらえず日本大使館まで連絡した。
ロンドンヒースロー空港、イギリス人の酔っ払い中年オヤジを相手に大立ち
回りもやった。
雨のフランクフルト。
見本市撤収後タクシーがつかまらず現地助っ人のアフリカ人と共に2時間
途方に暮れたこともあった。
ナイジェリア出身のヤハヤさん元気だろうか。
彼はアフリカ言語学のスペシャリストで大学講師の傍ら世界中の同胞に向け
短波ラジオのDJもしていた。
英語、フランス語、ドイツ語の他アフリカ9言語を話す超バイリンガルの
ヤハヤさん。
天然パンチパーマで透き通る瞳に優しい性格を持ち合わせるナイスガイ。
コンベンションが終わるといつも一緒に食事をした。
話によるとアフリカには多くの部族がいるため言葉が通じない。
唯一のコミュニケーションは太鼓をたたき意思の疎通を図るという。
彼の誘いでアフリカの部族を集めた「アフリカンハートビート」の
サンプリング収録計画が持ち上がったが実現に至らず残念でならない。
しかし見本市開催中、ひとつだけレアな日本語を教えた。
「マジで?」
漆黒の人種が言うと何度も笑える。
ホテルでひとり就寝前にも思い出し笑いが込み上げる。
ヤハヤさんに無性に会いたくなった。
マジで覚えてるだろうか。

果てさて今回はバンコクからの憂鬱。
運び屋ブルース。
大人気「楽屋珈琲」である。
日本ではあまり知られていないが3in1(コーヒー砂糖ミルク入り)がブーム
になりつつある。
俺も今までブラック派だったがこれだけは病みつきになる。
加えて最近は禁断のデトックスコーヒーにも手を出した。
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決して怪しいものではない。
便秘解消、美肌効果もあるコーヒー。
すでにジュンコ、チエ、アンジェラによる臨床実験も完了し好評を
得ている。
「爽快珈琲DETOCO(仮称)」のお披露目は来年を予定している。

最後にアジトからブルースブラザーズの相棒をパチリ!
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