今日から トーホグの旅が始まる。
北海道とはまた少し違った寒さと温かさがある場所。
大好き。

あるミュージシャンの曲に『汽車はただ駅を過ぎる』
という題名の曲があって なるほどと。
それが特急であれ各駅であれ、乗ってるだけなら
それは『汽車の中』。汽車の中で想いを募らせ
そして、降り立って初めて『旅』が動き始める。
(その方はまた別の意味で書いているかもしれませんが)
汽車がもし話せたら 『ホレ、いってらっしゃい♪』
と背中をポンポンしてくれてるかもしれない。

我々は(ダルを除き)船旅が嫌いである。何十時間も
右も左も上も下もどこにも立ち寄ることが出来ないあの
制限された空間がとても苦手だ。
苦手過ぎて、船内の缶チューハイを売り切れになるまで
呑みまくり大変なことになる。
その点、トラックや愛すべきオンボロワゴンのアルフィーちゃん
に乗っていれば 道々の興味対象に惹かれるがままに
車を止め、歩き 感じ 思い出を胸に刻むことが出来る。
海辺に降りてジャブジャブもできる。
突然現れたおいしそうなパン屋にも寄れる。
突然の便意にだって対応できる。
そう考えると、ただ自分の足に頼るしかなかった昔は、
もちろん大変だったかもしれないが、『旅の醍醐味』の
視点だけで考えると より豊かな旅だったんだろうな…。

新しいノートを買っても そこに溢れる程の言葉を
書きまくらなければ意味がない。
美味しい野菜を仕入れても、いい機材を買っても、
素敵な靴を買っても、全て 留まっていては意味がない。

こないだ、かっちょいいカメラをぶらさげた男の子に
会った。
『なんか素敵なの撮れた?』と聞くと『ん~…』と言った。
なにかに興味を持つ、誰かに興味を持つ。
知りたいと思う。その素敵さに潜ってみたいと思う。
そのカメラはこれからどんな『素敵』を捉えていくのか。ふふ。
世の中には 自分が興味さえ持てば 対象は無限にある。
思い・想い…それはもしかして 『思いやり』にも
繋がるのかもしれない。
大切な人の顔をいつもじっくり見ていたら鼻毛が出ている
ことにも気づいてあげられるのだ。
具合が悪そうだと気づいてあげられるのも
興味、つまり思いやり以外のなにものでもない。

よぅし。おばちゃんもいっちょ トーホグに心寄せて
自分の無限メモリースティックに『素敵』を記録してこようか。
今日も人生の駅に降り立ち、歌声響かせて
如月、盛り上がってまいります。
『次はぁ~ 一戸ぇ~一戸ぇ~~一戸に停まりまぁ~す!』

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