今思い出している。
いつぞやの東北ツアーでフェリーに乗って東北へ
移動したときのことだった。
コンビニで缶酎ハイを買った一行は、
乗船前から待合室で酒盛り。
盛り上がりは冷めることなく、フェリーに乗ってからも
持ち込んだ日本酒をコップにつぎ、かっぱかっぱと飲み
干していた。気づけば日は変わり陽が登ろうとしている。
やってもうた…。

この経験を生かした我らは、出発前にボスの家に集まり
程よい酒の量で乾杯。
その後苫小牧のフェリーターミナルに向かった。
フェリーに乗り込むや否や、風呂に入り、ぐっすり寝る。
こうして、長い旅は始まった。

今回は東北から始まり、北陸、関西へと大移動を予定している。
その距離約1000キロ。車はもちろん我らがアルフィーくんである。
どんな人たちが待っていてくれるんだろう。

ツアー初日の公演は岩手県にある一戸町を訪れた。
キーンとさすような寒さ。北海道とはまた違う寒さだ。
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ここは2016年12月にも来たことがある町だった。
何とも印象的だったのは会場の天井の高さ。
最高の高さは22.5mもあるそうな。
それよりも若干低い場所にある照明を合わせに足場を歩いた時は
下半身の安定度は抜群の私でも足が震えた。
そんな記憶が先行し、肝心のお客様の記憶が遠のいてしまっていたが…
開演後だんだん記憶が蘇ってきた。
大きな拍手、楽しそうな笑い声、まっすぐな客席の反応に
JUNCOの声もどんどん強くのびやかになってゆく。
「今年も来てくれてありがとう!」
「1年は長い!もっと早く来て!」
コンサートの後、最高の笑顔と共に、嬉しい言葉の数々
しっかり胸に残りました。
ご来場ありがとうございました。また一戸町に参ります。
楽しみに待っていてくださいね。
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