前まではツアーのあとの一人種まきの旅が寂しくてたまらなかったが
今じゃ慣れたもんで、メンバーを元気に見送る。
そのあとは、さぁて今回の旅はどうしようかとにんまりとほくそ笑む。
全国の市町村地図が載った歌旅座カルテと携帯電話、スケジュール帳を開き
攻め処を決めていくのである。
今回は岐阜県をまわることにした。

先月から多治見、奥飛騨、関ケ原、大野と連荘で岐阜県内のコンサートが決まり
その街の人の乗りだったり、楽しいことやってみようという「気」が好きになり
もっとこの地をまわりたいと思った。

全国津々浦々旅をしてい間、BOSSがよくその土地の名物や、地理、人物、歴史に
ついての授業を開いてくれる。
これがまたドラマ仕立てになっていて面白い。
学生時代、それらのことは社会のテストで良い点を取るための知識で
記憶する単語としていたため、意味までわからないことがたくさんあった。
点で覚えてきた単語が線でつながれていく感じ。
こんなに面白いならもっと勉強しとけばよかったと後悔しつつ・・・
たくさんのことをその土地でその空気を感じながら知れる贅沢に感謝している。

これから後輩や子供ができたら教えることができる人になってたい。
沢山の歴史があって、今があり、未来があること。
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心奪われる景色が山ほどあること。

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旅って素晴らしいこと。
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3日間の一人旅は無事に終了。
旅前はほくそ笑んでいたBUSUも、終わるころにはホームシック。
メンバーと合流を果たした後、再会の喜びでしこたま酒を飲み、深い眠りについたのだった。

さてさて、岐阜でまいてきた種はどこで花を咲かすのか。乞うご期待。