また春が来た。
4年前、大勢の参列者で会場の外までごった返した通夜。
チープから「北の親父」と呼ばれた吉田会長の野太い声で読み上げる弔辞が
心に響く。
通夜後、久々に会う業界関係者たちの誘いを断り足早に葬儀場を後にして
高田馬場駅に近い居酒屋に吉田会長、飯塚達央(以下たっちゃん)と集い献杯した。
学生時代を静岡で過ごしたというたっちゃんに気を回し静岡おでんの店に案内した。
最初から早いペースで酒をあおる吉田会長。
「静岡おでんは不味い」と言い放ち独りホテルへ帰る。
残された2人は場末のショットバーに立ち寄り、チープとの思い出話や
お互いの生い立ちなど話し込んだ夜だった。
春一番が吹いた日から歌旅座は北海道を飛び出し全国各地に遠征する旅に出る。
あの日から4年の月日が流れても旅の中で彼を忘れることはない。
歌旅座10年目のRUN。
草創期を牽引したのは紛れもなくチープ広石である。

今日は通夜から1ヶ月後に行われた「チープ広石を送る会」の懐かしい写真
を振りかえり偲びたい。
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夕張市民会館
先月1000公演を達成した歌の旅はここから始まった。
2009年「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」特設会場での4日間LIVE。
レパートリーは10曲、今では100曲以上に増えた。
炭鉱の町で栄え昭和30年代の人口は10万人を超えていたが今では10分の1
以下になった。
昭和38年に建設されこの市民会館も2年前に閉館。
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会場には道内外からたくさんの人が来場してくれた。
大阪からは30年来の盟友、今西さん。
チープをワルの先輩と言う良き後輩ギタリスト下谷さんは東京から。

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JUNCO&CHEEP 最初のオリジナル曲「名画座」
2009年1月の寒い朝、夕張でプロモーションビデオ撮影が敢行された。
映像ディレクターはゲンキ、スチールカメラマンはたっちゃん。
助演としてジュンコの両親にも参加して頂いた傑作。
寂れ行く町を散策する初老の夫婦役。


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有志たちがステージへ「悲しいことは数あれど」大合唱。
今は亡きジュンコの祖母の姿も、歌旅座加入前のチエもいる。(体重10キロ減)

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右から広石夫人、ジュンコ、長男和音くん、下谷さん、ナリコ。
和音くんは高校生になりギターを弾いてるらしい。
間違っても歌旅座に入るべからず。

2003年の夏。
LOOK解散コンサート(1988年Xmas渋谷公会堂)から14年振りにチープと再会
したのはここバンコクコンドミニアムのプールサイドカフェ。
席に着くなり開口一番。
「スイカのスムージー、タイ語でなんて言うの?」
「飲みたかったんだよ」
2人の共通点は大のスイカ好きだ。
あの日を思い出しテンモーパンで献杯!
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