10年目のRUN
「歌は心の距離をつくらず——また会おう」

 
北海道全市町村に歌を届けましょう、と走り出して10年目!
何とも凄いことではありませ
んか。

昔の人は言いました。
「十年一昔」とか
「石の上にも三年」とか。
言うは安し、されど
行うは難し!  
なかなか10年とはそうは行かな
いのが世の常!
何事にも苦労して、辛抱して、
頑張った人にしか
その意味は掴むことができな

薀蓄(うんちく)ある言葉ではないだろうか。

10年目に突入するJUNCOナリコ & サーモンズ皆さんは、
今どういう心境にあるのだろうか、
う発展形を考えているのだろうか。

 
北海道の小さな町、村でも疾風怒涛の如く
歌を届け続けてきたあなた方は、
すでに本州各地に
根を張り続けていますね。
何とも逞しく、勇壮で
すらありますね。

その間、チープ広石さんを含む
何人かの
出入りはありましたが、
やはり今の形は、9年間築き上げてきた
努力と精進の結晶なのでしょう。

 
私は昨年10月に、北海道・音威子府村から
生まれ故郷の金沢市に引っ越しました。
そうです、加賀
藩士となったのです。

その折に、1つだけ寂しく感じた
のが、歌旅座だった。
「もう会えないか
な」って思って...。

ところが、昨年末、金沢
のすぐ隣、
松任 (まつとう:現・白山市) に来演と知ってビックリ
!
「来たぞ !」って、すぐさま会場となる
松任学習セ
ンターまで走って、券を買い求めた。


当日は天気
は回復したものの、
8年ぶりの大雪の直後だった
のだが、
喜び勇んで駆けつけた。

そして...。
引越しな
どで溜まっていたストレスは
全部吹っ飛んでくれ
た感動のライブであった!
会場で声を張り上げ
て感動したのは、私たち夫婦だけではなかった。

遠くに離れても、歌は人の心に距離を作らない。
こんなに嬉しいことはなかった。
ひとときの楽しい逢瀬ではあったが、
「また会おう!」と言って別れた。

そう、また会おう!
歌旅座のみんな、「SO DA NE !」って言って。


加賀藩士(自称)
平田宗兵衛(ひらた “そうべえ” たけお)
北海道歌旅座 後援会会員
(石川県金沢市 在住)

  
TakeoHirataz