世田谷区は太子堂にディスカバリーファームの東京支店があった。

すぐ側の池尻にはエイジアンブルー東京店があって、その3階建てのビルの最上階に

首都高を見下ろす大きな窓のDMJ246スタジオがあった。


 2009年早春。

「試聴会やるぞ。」

BOSSの持ってきたCDは、JUNCO&CHEEPの1stアルバム「悲しい事は数あれど」のデモ音源だった。

ディスカバリーの東京スタッフは殆どが札幌本社から出向した者たち。

その札幌スタッフと先輩スタッフのKさんが出席した試聴会が静かに始まったDMJ246スタジオ。


聴いたのは… コスモス、春に帰る、重ね日の3曲だったと記憶している。

春に帰るでは、女性スタッフが涙を流していたのを憶えている。

静かな曲の中に、何かザワザワする荒い感じがした。


3曲を聴き終えてBOSSはみんなに感想を求めた。賛否あった。

若い女性スタッフには賛が多かったか。

確か僕は否の方だったと思う。

Kさん以外のみんなでピーチクパーチクと、好き勝手に言っていた。

確か。否の意見が少し多かった。

それまで黙っていたKさんが「いいんじゃない。」と。

その一言で試聴会は終わった。


そのもの、そのこと、そのひと(特にひと)を否定する意見が多い中で、

自分は良いと思って肯定する言葉を自ら吐くという事は、

その言葉に責任を持たなければいけない場面が多い。面倒臭いね。

もしかしたらBOSSは、Kさんの「いいんじゃない。」が聞きたかったのかと。

今から思えばですが。




あの日から9年が経ちましたね。 

そして10年目のRUN。


「歌旅座。いいんじゃない!」


っと僕は胸を張って言います。



なんだか、三宿のやきとん屋のあの2階席でしっぽり呑みたくなってきた。

あったかくなったら行ってみようかな。


kenzzzi(48)

札幌 ライブバー円山夜想・店長
(北海道 札幌市在住) 

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p.s.

JUNCOへ。

競走できるいい後輩が見つかるといいね。

そんな過去の記事を見つけました。


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