まだまだ夜は寒い北海道ですが、日が長くなりましたね。
春の匂いの漂う夜が、すぐそこまで来ています。

今日は、たまにごく個人的な“もの”について書いてみようかなと思います。

「ピンク色の石の指輪をしたいなぁ」と、誰かのエッセイを読んでいて思ったのは、一年前の冬のこと。

ピンクといってもいろいろありますが、ぱっと浮かんだのは、晴れた空のようなピンク色。甘くなく、強くなく、澄んで爽やかな。

日本には色の種類が多いと聞いたことがあります。
虹は日本では七色ですが、三色の国もあるのだそう。
私は音の世界に主に居ますが、色の世界も興味深いなと感じることがたびたびあります。

こういう探し物の時には、思い描いたとおり♪というものでなければ気持ちが動かないもの。
店頭にないことは確実だったので、こんな喫茶店での時間にスマホを眺めたりしながら…。

ある日偶然辿り着いたホームページで紹介されていたのは、昭和時代のジュエリー。
当時流行の技法についてもそこで初めて知りました。
ひとつひとつ丁寧に説明されている様子から、管理の方が、時代をくぐり抜けてきた石達と、その職人さんを大事にしている姿勢がうかがえる。

引き継いで行こうという人達がいて成り立っているものが、どの世界にも、どの時代にも、あるのだなぁ。

これも小さいけれど、ひとつの出会い。

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先月九周年を迎えることができた歌旅座。「10年目のRUN」、皆様からのメッセージを有り難く読ませていただき、また、しばらくお会いしていないあの方は元気かな、と各地の方を思い浮かべたりしています。

今日は天塩へ向かいます。行ってきます!