こんにちは!
今日は楽器のメンテナンスについて、少し書いてみたいと思います。

今弾いているヴァイオリンとの出会いは、高校生の時でした。
たまにあらためて楽器をよく見ると、随分キズが増えたなぁと感じます。
弓をぶつけてしまった!など、記憶に残っているものもあれば、いつの間にかついたものも。

ヴァイオリンのメンテナンスは奏者本人ができることは意外と少なく、弦を張り替えたり、クリーナーで磨いたり、駒を微調整したり、といった程度でしょうか。

それ以外のこと、キズの修復はもちろん、年数が経つとでこぼこになってくる指板を削って滑らかにしたり、目では見つけづらい剥がれを修理したり、魂柱(表板と裏板を繋ぐ、楽器内部に挟まれている棒)の場所を調整したり…挙げるときりがないですが、大半は、各自かかりつけの工房で職人さんに依頼します。

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私は弓の毛替えは札幌の楽器店にお願いしていますが、楽器本体を預ける工房は東京にあり、なかなか気軽に行けません。

前回その工房にうかがったのは数年前。
もともとは黒檀素材だったいくつかのパーツを、ペルナンブーコという素材のものに付け替えてもらったのですが、同じ楽器なのに音が全く変わって、弾いた瞬間、とても新鮮だったのを覚えています。

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その時に全てのパーツをまとめてやる予算がなく、一ヶ所だけ残しているところも替えたいし、傷もせめて一番ひどいところは直したい。

そう思っていたところへ、工房からハガキが届きました。

この楽器を診てくれていた職人の方がヨーロッパより来日されるとのこと。
出会った頃すでに「優しいおじいちゃん」の印象だったので、まだまだお元気だったのだなぁと嬉しくなりましたし、そろそろメンテナンスのいい機会だよという知らせかなと思っています。

楽器も奏者も、健康第一。
月末からはまた長めのツアーに出ます!