今年50歳になった。
「50」という節目になる年のせいなのか、最近旧友からの連絡が多い。
中学や高校の同窓会のお誘いである。
9時-5時勤務、土日休日の世間とは違う生活を送る我らにとっては
なかなかスケジュールが会わず、30年ぶりの中学の同窓会は欠席した。
が、先日、同級生5人が時間をあわせて札幌に会いに来てくれた。
数十年ぶりに顔を合わせる友人たちは風貌は変わっているものの、
童心に戻るとはこのことか、皆んな少年少女!?のままの話題になり、
楽しい夜だった。
同窓会はこれ以上でもこれ以下でもなく、こうあるのが一番だ。
人生50年ともなると皆それぞれの歩み方。
それなりに悲喜交々もある。
仕事も「生き方」も違う。
ここから新しい何かがはじまるというのは考えにくい。
と、そう思っていた。

先週、営業で久しぶりに東京方面へ。
ちょうどいいタイミング、相談したいこともあって、
昨年に続き、今年も2年連続で「昭和のうたコンサート」
の開催が決まっている千葉県・流山市のOさんに連絡をさせてもらった。
この日は実行委員会の方々で「飲み会」があるという。
そこに参加させてもらうことにした。
「何時くらいにお伺いすればいいですか?」と尋ねると、
「午後3:00頃からやっています」とのご返事。
「え~~っ。早っ」と思ったが、仕事を済ませ、
1時間ほど遅れて参加させてもらった。
場所は柏駅から歩いてすぐの立呑みモツ焼き屋さん。
いい佇まいのテラス席に紳士4名、淑女2名の久しぶりに見るお顔が。
おー待ってましたと到着を歓迎して頂いた。

この実行委員会の方々、昨年の流山公演リポートブログ
書かかせて貰ったが、北海道歌旅座後援会長・吉田聰氏の教員生活
初年度の教え子さんたち。
聞くところによると還暦をすぎる今も同じように1ヶ月に一度集まる
大の仲良し。
実は皆さん中学時代は全員が吉田クラスだったわけではない。
吉田先生ファンの教え子さんたちなのだという。

お酒の席が進むにつれ、またまた先生との思い出話しに花が咲く。
吉田先生に憧れて教員になったというAさんは自分はこんなに人を
惹き付ける先生には慣れなかったと話してくれたが、
その雰囲気は吉田会長にかなり似ている。
もはや懐かしさを求めるただの同窓会ではなく、
吉田会長を扇の要にした同志たちの集まり。
素敵な人生の先輩たちに仲間入りさせて頂いた楽しい1日だった。
それにしても皆さんお酒が強い!
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全国各地の歌旅座、公演開催の仕方もいろいろあるが、
吉田会長、そして教え子の皆さん方の日常には味わえない
「もうひとつの別の広場」となる、年に一度の流山公演。開催は9月。

ここからは、新しい何かが始まるかもしれない。