どのTV番組よりも、サッカーの試合よりも、オイラが
毎日気になって仕方がないAbemaTVの『RTDリーグ』。
今年の初めから一年を通して闘う麻雀リーグだ。
54回行われる予選も今48回戦位までいき、いよいよ選手達の
表情も危機せまるものを感じるようになってきた。
準決勝に行けるのは、8名で構成されるブラック・ホワイト組
それぞれから4名ずつ。

既に準決勝進出は間違いないであろう上位者、そして
ギリギリ4位に食い込む為のシレツな闘いが今まさに繰り広げ
られているのじゃ。世の中がサッカーのゴールに沸いている時、
オイラはこっそり、『メンタンピンツモサンショクイーペー』
のゴールに沸いていたのじゃ。

1メートル四方の競技場。そこには、サッカーにも負けない
ドラマがある。運も勇気も経験も人を見ることも全てが詰まっている。
視聴者の想いだって、選手にも届いている。
アガレる牌が残り6枚あっても、アガレる牌が残り1枚しかない人に
ツモられたりもする。
どうすることも出来ない状況に、誰を責めることも出来ずうなだれる
選手もいる。
ぶっちぎり最下位だった選手が準決勝目前まで来てたりもする。
最後の最後まで分からんです。

ツアーの最中に、噂の映画『グレイティストショーマン』の話になった。
この映画の伝えたかったことは何か?
それは勇気!!そうだ!勇気だ!と。
この話題になる度に、胸が苦しくなるのです。
おおぉっ 私に足りない麻雀に対する勇気!
進む勇気・守る勇気…あぁ~苦しき麻雀道。

闘うウォーリア達に、心を動かされたのなら、私達はそれを糧にして
次に進まなきゃいけないのだ。

個人的に、自分が負けた試合の後でも実況しなければいけない場面で、
しっかりと次の試合を熱く盛り上げようとする多井隆晴プロの
気持ちが大好きです。
エンタメのプロっす。視聴者の心に寄り添ってるっす。
テレビに出てる以上、そこはただの雀士というだけではダメなのだろう。
どこかに魅力的なナニカが画面越しに匂ってくるような…。

薄暗い雀荘で、悪そうな佇まいの人達がこっそり麻雀をする時代じゃ
なくなった。
女子高生だってプロになる。麻雀番組も沢山ある。
いつか渋谷のスクランブル交差点で、巨大スクリーンに映し出された
麻雀対決に、国民が吠える時がくるかもしれないなぁ。
楽しみだなぁ~~~♪

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(色々調べてたらこんな写真が見つかりました。歌旅座じゃないです。
牌の重さを5キロくらいにしないと実現しないんじゃないかしら…)