今年は初雪が遅い。とか、思ったより寒くない。などと
言ってたはずなのに…来ましたねぇ、本格的な冬が。
ここ数日は真冬日が続き、ついに愛車の黄色いママチャリも
冬眠態勢に入りました。
雪好きのうさぎにとってはニマニマする季節ーーー冬ーーー。

冬と言えば “鍋”
この時期のグルメ番組は、定番のようにこの言葉を使って
様々な鍋特集を組んでいます。
確かに鍋に合う野菜や魚貝が冬に多く旬を迎えるけど、
でも鍋料理っていろ~んなバリエーションがあるし、季節毎
の食材を上手く活用すれば一年中楽しめる優れた食文化ーー
そう思いませんか?

そんなこんな?で今日は我が家で年間通して一番食卓に
上がる頻度の高いお鍋の話。
その名も「ゾンビ鍋」。
いったい何?と思われるでしょうが、実際はそんな大層な
代物ではありません。
湯豆腐と鶏の水炊きの中間、というか合体というのか。
昆布をはった土鍋に食べやすい大きさにカットした鶏もも肉
と、厚めに切った人参、ひとつまみの塩と日本酒を入れて
煮たたせます。
灰汁をとったら火を止めて、そのまま数時間放置。
これが基本のだし&具材となります。
多めに作ったこの鍋の素に、白菜と京あげとお豆腐、
鶏肉団子と青菜を入れる、という比較的シンプルな鍋料理。
放置しておいた鶏肉からよくだしが出て、身のほうは
ホロホロとやわらかくなり、昆布も美味しく食べられます。
そしてこの鍋に欠かせないのが馬路村のぽん酢しょうゆ
『ゆずの村』。
最近では主だったスーパーの棚に必ず見かける商品ですが
私とはかなり長~~~いおつき合い。
インターネット通販で取り扱う以前から母が馬路村に
直接電話をかけて取り寄せていたのがこの『ゆずの村』。
その頃は商品と共に、味わいのあるイラスト付きの
“馬路村たより”のような小冊子が送られてきたっけ。
昨年 歌旅座がこの村で公演(2017.11.13 馬路村ブログ)を
すると決まった時、どこか古い友人を紹介するような、
なんだか嬉し恥ずかしといった妙な気持ちに勝手に
なっていました。

そして「練りとうがらし」
この辛みがたまりませんなぁ。
ストレートな辛さがゆずの香りと共に、シンプルな具材に
パンチを効かせて飽きることなく食べ続けられるのです。
ダルやチエなどは濃い琥珀色のぽん酢が茜色に染まるほど
この練りとうがらしを投入(かく言う私も)し、自業自得
でヒィーヒィー言いながらも箸を休めることなく
食べ続けるのです。

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あらかた具材がなくなっても、鶏肉と白菜とお豆腐を入れて
ひと煮立ちさせたら あら不思議!!
何事もなかったように振り出しに戻るこのお鍋。
この具材ならさほど “だし”も濁ることなく、旨味だけが
濃くなっていく。
食べても食べてもその晩のうちに二度も三度も復活する
から、名付けた「ゾンビ鍋」。
翌日も翌々日もその気になれば何度も立ち上がってくる
「ゾンビ鍋」。
美味しい物には恵まれても野菜不足やカロリー過多に
なりやすいツアー中の食生活。
それを一度リセットして、次なるステージに元気で向かって
もらうために、そして何が起きても何度でも立ち上がって
進める一座であることを願うために、この「ゾンビ鍋」は
年に何度も我が家の食卓に上がるのです。

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そういえば、シンプルな具材にパンチを効かせたタレ、
何度もくり返して旨味が深くなるだし、いくらくり返しても
飽きない味~~~ってどこかの一座に似てるって
思いません?共食いなのかな?うふふふ…。

「ゾンビ鍋」の締めくくりは雑炊やうどんではなく、
おろし生姜を加えた味噌仕立てにし、具の大きなお味噌汁
として一滴残らず退治します。
放っておくと翌日にはゼリー状になるほどのコラーゲン
たっぷりな「ゾンビ鍋」のだしを飲みきって、“どうか
明日のお肌はプルプルになりますように…”と願いながら
この一年も皆を見守るうさぎでありました、とさ。
めでたし めでたし。