メリークリスマス!
昨夜は皆さんご家族や大切な人と盛り上がったことでしょう。
子供たちは起きて枕元のプレゼントに興奮している時間かな…そんな頃が懐かしい。
今となってはご飯を食べに行くにも一人でお店に入りずらい雰囲気の上に、
どこの店も混み合い、味もサービスも低下するのでクリスマスは嫌いです。


この日はお馴染みの町、白老町。
JUNCOソロの小さいコンサートから昭和はもちろん、
殆どの演目を開催し、洋楽ノスタルジアなんてレアな公演も披露している町。
会場となった中央公民館は昭和55年に建てられて以来、
きっと大きな改修工事なども入っていなくほぼ当時のままのようなレトロな会館。

少し厄介なのが、機材やステージの幕も当時のままな事だ。
舞台奥の白い幕(ホリゾント幕)は白というより薄黄色になり、
照明のネジは通常なら手で開け閉めが出来て簡単に移動させれるのが、
古くなり開かず、開けたら閉まらずで少し移動させるのも一つ一つペンチでの作業。


照明の操作というのは最近では統一された規格がある為デジタル信号の線1本繋げば、
自分達が使い慣れてるコントローラーで会場の照明を操作出来るのだが。
しかしここは超アナログなシステムな為、会場備え付けの調光器で操作するしかない。
普段パソコンのように画面を見てボタンを押すだけで出来るパッチという設定も、
あっちこっち、どっちそっちとケーブルを繋ぎまくってやっと設定。

そしてレトロな会館に多いのが音響や照明の調整室が客席後ろ正面ではなく、
フロントサイドという舞台の斜め上の方にある為、死角が出来て舞台全体が見えない。
写真左上の窓がフロントサイドの調整室。
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昔はなぜこのような作りにしたのか考えてしまう。
利点があるとするならば舞台に近いので、何かあればすぐ駆けつけられるというぐらいか。
試しに駆けつけて袖で何枚か写真を撮ってみたら…
不審な動きに気づいたのか、ほとんどの写真チエだけカメラ目線だ。
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レトロな会場は雰囲気がとても良かったりして、悪い事ばかりな訳ではない。
昭和のうたには特にぴったりな事もある。
しかし機材や舞台周りは正直新しい物があるに越したことはないと、
最近の機材はどんなに便利かと切実に思う1日だった。

歌旅座は音響・照明・映像を全て2人だけで操作している為、
利便性、操作性は特に重要なポイントになる。
これからもどんな会場が待っているのか、来年のツアーも楽しみである。
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