1月22日。早朝。
「早起きは三文の徳」を座右の銘にしている、朝に強いチエに桑園駅に送ってもらい、
JR新千歳空港行きの始発に乗り込んだ。
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いや~しばれてるな~プラットホーム。
これから久しぶりの関東営業に向かう。
ちょうどこの時期の羽田空港行きは、オイラにとってはなんとなく切なくてホロ苦い。
どうしてかって?
それは大学受験を思い出すから。

親父や叔父が学生時代は東京で過ごしていた影響もあってか、
子供の時分から北海道での学生生活のイメージは一切なかった。
高校をでたら一刻も早く北海道を飛び出したかったのだ。
身の程を知らず、東京の大学を受けまくったのだが、見事に撃沈。
待っていたのが浪人生活。
東京行きは翌年以降のオアヅケとなったのだが、この傘張り作業はオイラの場合
1年で終わらなかった。トホホ・・・全く親にもずいぶん苦労させたものだ。
翌年の同じ頃、上京しても「サクラサク」ことはなかった。

1989年。昭和最後の年の2月。例のごとく再上京。
昭和天皇の葬儀のため各国の要人が来日し、空港も厳戒体制で物々しい状況であった
のを覚えている。
そして平成時代の幕開けと同時にこの年からオイラの東京生活が始まった。
「日々是決戦」残念ながら未だ浪人生としてだったけど。。

あれからちょうど30年。平成最後の年。
東京のまちも時代もずいぶんと変わったが、
この時期の暖かい日差し、心地の良い刺すような寒さは昔と同じだ。
ノスタルジックでもあり、あの時のこれから起こる未知なる世界へのドキドキ感や
緊張感も同時に思い出させてくれる。
いい時期に来たな。。と思った。

今回は都内には出ないが、あの頃なかった〈東京湾アクアライン〉を抜け
千葉・茨城・埼玉界隈を回り戻る予定。
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これからは関東にも歌旅座公演の「サクラサク」のを願って。