先週末あたりからの北海道の寒さ・冷え方は久しぶり。
記録的な寒波といわれているみたいだが温暖化により雪も比較的少なく
暖冬といわれる昨今、逆に新鮮な感じだ。
オイラの寒さのバロメーターは顔の冷たさ。
誰でも体験してるであろう、頬を刺す痛みに似た感触が北海道に生まれた
という実感でもある。
2019年2月、今年はそう、あの夕張公演から始まった
180市町村公演ツアーを敢行して丸10年。
夕張4DAYSの時も確か今と同じくらい寒かったんじゃなかっただろうか。

そんな思いを馳せながら、
関西・中部のツアーを終えフルメンバーでやってきたのは長沼町。
約2年ぶりとなる「昭和のうたコンサート」である。

この日は、早朝からピーカンのお天気。
-6℃寒いといえども、気持ちの良い1日になりそうな予感です。
長沼町。歌旅座の面々の頭に思い浮かぶのは、お寺公演でこの町を初めて
訪れたときに「地元の人は食べないんだけど話しのネタに」
とご馳走になった赤字丼
そして2年前の公演に沢山いただいた地元で愛されるかりんとう饅頭
食は偉大なり。食べ物のことは強烈に覚えているのはご愛嬌。

会場に着くと、教育委員会の皆さんがお揃いTシャツ姿で迎えてくれた。
1549945232412
「沼」にかけてか、底なしの旨さが売りですって。
今では一面雪原となっているが、ここ長沼町は札幌からも30㎞程度
の南空知地区にある夏は静かな農村の町。
北海道内では珍しい「どぶろく特区」に認定されていて、新米ができると
農家さんで濁酒(どぶろく)を作ることができるらしい。うーん、素晴らしい。
最近では全国的に評判の高い北海道のお米、味わってみるのもいかが。

今回の公演は「歌旅座活動丸10年」、そして地元北海道での久しぶりの
公演ということもあり、コンサート第一部ではこれまで作り上げてきた
「歌旅座オリジナル曲」を特別編成で。
2部は「昭和のヒットパレード」をお届けしました。
1549945037977
当初の予定より大盛況となるご来場。
椅子を追加しての超満員の町民会館ホールは、
聞き入る皆さんの感触がステージまで届き、寒さを吹き飛ばす、
「北海道ただいま~」というあたたかい公演となりました。
1549945229394
長沼町の皆さん、近隣町の皆さん、そして遠くからもお越しいただきました
皆さん、ありがとうございました。
寒さもあと少し。
また、元気にお会いしましょう。