1月末から2月頭にかけて行った関西・中部ツアー、
実はこのツアーの中では演出部分での実験的な試みをしていました。
それは歌旅座のコンサートでは演出の要である映像。
様々な曲のイメージ映像や歌詞を映し出し、
コンサートの中の世界に入り込んでもらう為の大切な演出です。 

最初の方法はステージの両サイドにスクリーンを立て、
3,000ルーメン(明るさの単位)の会議用小型プロジェクターで映す方法で。
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しかしホール公演が多くなってきた最近では、
スクリーンが小さく見えてしまい後ろのお客様にはわかりずらく、
前のお客様は映像みたり、ステージみたりと視線が集中出来ない。

なるべく映像もステージセンター後方にに大きく映すそうという事に。
そして新たに購入したのが3,000ルーメンの短焦点プロジェクター。
明るさや設置する距離は変わらないが、大きく投影できるという物。

それによりある程度の会場ではセンタースクリーンを実現できてきたが、
 それでも短焦点と言えど3〜4mぐらいの距離は必要で、
ステージのど真ん中にプロジェクターが設置されるのでる。
奥行きのないステージではJUNCOが立つのがやっとだったり、
時にはぶつかってしまったり…
3,000ルーメンの明るさにも限界を感じる事も多々あり、
問題はそれなりに残っていた。

今年に入り、BOSSはやはり要と言える映像は強化すべきとの判断。
高価な機材であるが、頑張って一歩上の機材に手を出してみる事になった。
価格が高価なのもあり買って間違えは許されない、
何社かメーカーに問い合わせ、デモ機を借りて実際に使ってみる事になったのが 
今月のツアーでした。

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実験したのは4,000ルーメン超短焦点
映像が明るくなった のはもちろんの事、凄かったのは投影距離。
歌旅座のは3、4m離して200インチ前後の大きさなのに対して、
1mちょっとくらいの距離で同じ大きさが映し出された。

いままで映像に被らないようにとか、ぶつからないように演者の位置を決め、
本番中もみんな注意を払いながらやっていた。
がしかし、 これはみんなの立ち位置より後ろにある為に誰の邪魔もしない、
誰も映像に影を気にしないですむ、なんて画期的なんだろう。
奥行きが無くセンタースクリーンを諦めていた小さな会場も関係ない。
そして映し出された映像は発色もキレイ、さすが4,000ルーメン。

いい実験結果を得てツアーの終了と共にデモ機は返却された。
そして今月末の九州ツアーにはもう1社のデモ機が到着する予定。
その結果次第で今後の映像の演出がどうなるのか楽しみ。
お客様がより歌旅座の世界観にどっぷりと入り込んでいくような姿を
想像すると今からニヤけてしまいますね。
これかのステージにもどうぞお楽しみに!