胆振地震が起きてから、冬の災害に備えて灯油ストーブ
(電気不使用タイプ)を購入した。
水・電気が止まるだけでなく、暖取れなくなったら
大変なことになる。今、いつ地震が起きてもおかしくない
状況であることはみんな分かっていることだ。

夜は一切の暖房を止めて寝る為、朝はなまら寒い。
顎をガクガクさせながら、『さぁっ行くぞっ…行くぞ…』
と10分位自分を振るい立たせ、2メートル先のストーブに
向かってジャンプし、0.05秒(イメージ)の速さで着火。
そしてまた布団に向かってジャンプし、室温が15度を
超えるのを待つ。(ここ最近だと朝の室温は7度位)
オレンジに近い赤い炎がゆらゆらと燃えているのを
眺めるのは、なかなかイイもんだ。
昔、ストーブの上で炙ってたカレイの干物を思い出す。
父さんの給料日後、母さんがちょっと奮発して買ってくる。
モノによっては、油が強すぎて、炙るとジュクジュク
しちゃう品もある中、より油加減が絶妙な一品を選んで
買ってきてくれる。
身だけじゃなくて、どちらかと言えばエンガワや骨の
ほうが旨味が強くてね…じゅる…もうやめられません。
炙った時のなんとも言えない香りが、ヨダレもんです。
『父さんの給料日=カレイの干物』でした。
小学生の頃からそんな『アテ』を食べていたもんですから
魚の干物に関してはかなりうるさい方だと思います。
お菓子じゃなくて干物食べてる小学生もどうかと思いますが。

夜になると、上に乗せてる鍋(加湿用)が私に訴えかけて
くる。
『熱燗はいつやるのだ』。…ですよね。
やりました。うまいです。最高です。レンジではこんな
美味しさになりません。やっぱり鍋です。徳利もう一本
買わなきゃ。(スタンバイ用)
灯油ストーブ、最高。

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あとは、カレイの干物さえあれば完璧であ~る。