あれから五年。
もう五年?まだ五年?
アイツも好きだったんだよね、麻雀が。
レコーディングで煮つまると、ラジオ収録の合間に、
旅の疲れを癒しに、とよく牌を握ってたっけ。
せこい麻雀でね。
口三味線で高そうな手役を匂わせておいて、実際は
平和(ピンフ)のみ…なんてしょっちゅうで。
ほぼ同級のよしみ?で同卓するとよく罵りあったね。
“うさぎ、コノヤロー!”ってよく言われたな。あははは。
大きく負け込むと実は悔しくて眠れない日もあったこと
を知ってるよ。
負けず嫌いでセコい麻雀だったけど、巧い麻雀だったし、
何より楽しい麻雀だった。
そう楽しかった。
もう一度、同じ卓を囲みたかったな。

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そんな麻雀好きでもあったチープ君の命日に合わせ、
“Cheep Cup”と称して、第七回 春の麻雀大会が
開催されました。
前回(1/8ブログ参照)同様のルールで、三卓計12名が
ある者は表面に出し、ある者は胸に秘める形で、
それぞれ闘志を燃やし、チープ君が見守る中、賑やかに
闘牌がスタート。

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いや、賑やかなんでものではなく、もう、うるさい、うるさい!!
その原因はチエ。
『春の珍事』というくらい予選2戦のチエの快進撃がすさまじく、
実力では圧倒的に上回っているBOSS、JUNCO、リンタロウを
ものの見事になぎ倒し、その度に、三人の怒号とチエの高笑いが
会場一杯に響き渡り…。
その異常な盛り上がりが他の卓にも影響し、いつも以上に
ヒートアップした楽しい大会になりました。

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決勝は、予選の好調のまま優勝盾を手にできるか?というチエ
と、これまた定位置のやさぐれ卓から抜け出し初の決勝進出
を果たしたダル、BOSS同様無冠の帝王と言われて久しい
実力者アリタ、そして前回の覇者にして二連覇を狙う
O-YA氏の4名。

さてラッキーセブン、栄えある七個目の優勝盾を手にしたのは


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おめでとう!アリタ君、いい笑顔だね。
チープ君も納得の優勝だと思うよ。
そしてチエ、さすがだね。詰めの甘さは専売特許?!
ほぼ手にしかけた優勝盾は、春の幻と消えたものの、
今大会の想い出づくりに大きく貢献してくれました。

闘い終えて移動し、今回の表彰式 兼 偲ぶ会の会場
となったのは、我らのオアシス『だるま軒』と並び、
北円山で今最も熱く歌旅座を応援してくださってる居酒屋
『はまなす』(2018/9/25ブログ参照

献杯後、相変わらず度肝抜かれるお通しと、ダルの顔
くらいあるジャンボお握り、座布団のような鳥串・豚串に
舌鼓を打ち、言うまでもなく一升瓶を何本も転がして
このサンキューディは締めくくりました。

誰も彼も呑みすぎや!!
“オマエら、相変わらず馬鹿だな”って笑いながら言ってるね、
きっと。
うん。チープ君譲りのお馬鹿な精神は脈々と受け継がれて
いるよ、呆れるほどにね。
だからね、
これからの歌の旅も、そして次回の麻雀大会も?生あたた
か~く見守っていてちょうだいな。
と願う うさぎでありました。