歌旅10年の中で最も多く訪れてきた街旭川。
その回数は35回目を数えていた。
会場となったCoCoDeは何度も利用してきたので、慣れたもの…
と言いたいところだが、足場を組み、照明を吊ったり
はずしたり、ひとつずつ合わせる作業はそうそう楽なものではない。
ダルくんは張り切って3リットルの汗をかいていた。
この力の源は、うさぎさん(歌旅座の専属作詞家)が
朝に持たせてくれたおにぎりだった。
青空の下で食べるとまた格別に美味しい。
そして数年ぶりに訪れたこの懐かしい景色とと共に
昔の公演の記憶をひも解き会話にも花が咲いた。
この日はやけにチープさんの歌声が聴こえてきたが
きっと一緒にいたに違いない。なんとなくその輪の中に
チープさんを感じた。
この日は心強い助っ人も参加してくれた。
普段は札幌のオフィスで私たちの金庫番をしてくれている磯部さん。
最近髪を短くしてイメチェンを遂げた。
石田ゆり子風にしてと頼んだのに、眼鏡をかけたら
近藤春菜になったと自分で爆笑中。
重いスピーカーを片手で持ち上げる彼女は縁の下の力持ち
どころかホントの力持ち。