歌旅座の歴史の中で最も長いツアーともなる、
5月・6月の旅の準備に向けて、我ら運び屋ブラザース、BOSSとともに
バンコクにやって来ました。
サワディーカップ!アリーです。
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*今回の任務の一部

『アメージング・タイランド』。
このタイ国政府観光庁が世界中の観光客向けに作ったキャッチフレーズは
すでにご存知の方も多いはず。
アメージングと言えば響きもいい。
ワクワクドキドキさせられることも確かに多いのだが、
それどころか時には
「えーっ今日の世の中でなぜ? マジかよ」
と信じられないことが起こる国でもある。
そんな事柄、事象などを不定期でお送りしようと思う、
「アンビリバボー・タイランド」。今回はタクシーの話し。
タイに来られる方は参考にして頂けると嬉しい。
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アリーが初来タイしたのは今から23年前の1996年。
当時は、BTS(バンコク高架鉄道)もMRT(地下鉄)もなく、
移動にはもっぱらタクシーを利用。
初乗り運賃は35バーツ(約110円)と安く、公共交通機関が未発達の
バンコクではとても便利。
もちろんいいドライバーもいるのだが、このころからトラブルが非常に
多いのだ。
そして現在はといえば、なんと初乗り運賃は今でも同じく
35バーツ。たぶん30年変わっていないのだろう。
悪い奴らはボッタクリやアンビリバボーな行動を繰り返す。
これまで経験したり聞いたりしたエピソードをご紹介しよう。

①料金メーター未使用走行
以前は料金メーターが付いているタクシーと付いていないタクシーがあって、後者の方は乗車時に料金交渉するタイプ。
今ではほとんどが〈TAXI METER〉の表記あり。
行き先を告げ乗車するとメーターが付いているにも関わらず、メーターの
スイッチを入れずソロリソロリと走り出す。
そしてそのまま目的地に着くとボッタクリ額を提示してくるのだ。
こんなときはすぐに「メーター使わないなら停めてくれ」と降りるのが
ベスト。

②料金メーター目隠し走行
乗車するとあるはずの料金メーターが付いていない。
「メーターないじゃん、停めてくれよ」というとイヤイヤ
スライド式のダッシュボードを開ける。そこにはなんとメーターが。

③お釣り返さないぞ作戦
到着時に支払い額が80バーツ。
100バーツ札で支払うと、ポケットをモゾモゾしながらなかなか釣りを
返さない。ハンパが出たらチップをあげる通例もあるが、20バーツ返さ
ないのはどうよ。まあ、まだカワイイ方であるが。

④ガソリン代、貸してくれ走行
運転手が乗車中突然、通りかかったガソリンスタンドへ入る。
そして言ったのが「ガソリン入れるから100バーツ貸してくれ」。
「ハァ?」
支払い時には料金からガソリン代100バーツを引いて精算。
空いた口がふさがらないアンビリバボー。

⑤メータースピードUPUP走行
これが最近多い手口。料金メーターを普通に使うのだが細工がしてあり、
2バーツづつの料金UPのスピードが異常に早い。
実は今回も空港からオイラ達のヤサまで来る際に出くわした。
この1年で2度目だ。
乗車中にすでに気づいたので、すぐにスマホのビデオを回し、運転手の
許可証も撮影。常備のタクシー料金表も確認。
到着時の料金メーターは予想通りいつもの2倍の金額表示が。
「このメーター、ワヤだね~(北海道弁:ヒドイ)」というと言い訳けを
ゴネて、警察呼んでもいいぞなーんて言う運転手。
でも最終的には半額の金額分を手にねじ込んでやると
「もう俺は時間がないんだー。チクショウ」と小梅太夫ばりに叫びながら
走りさる始末。トホホ。。。

他にも乗車拒否は日常茶飯事、観光客に対しての遠回り運転なども。
1部大幅に改善、サービス向上したタクシー会社も現れてきているし、
いい運転手さんもいるが、悪態がはびこる「悪貨は良貨を駆逐する」
ようなタクシー業界。
スマホ、SMS、ドライブレコーダー時代の今、そして観光大国を自称する
タイにおいては、1日も早く負のアンビリバボーなネタを作らないでほしい
ものである。

今、窓の外は大雨。時期は雨季の入り。
1日に一度、バシャバシャと雨が降ったりする。
木々は大きく揺れ、稲妻が走り、雨が街を洗い流すようだ。
曇天の夜のバンコク。
こちらは、アンビリバボーというよりアメージング。
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