どうも、アラフィフのアリタです。
フィフティー・イヤーズというのが区切りなのか、
去年あたりから急に同窓会のお誘いが増えてきた。
そのなかに先輩、後輩からなる小樽の高校の剣道部の集まりもあった。
残念ながらいずれの会も出席できなかったが、
それを機会に脳の奥底に収まっていたある記憶がよみがえってきた。

オイラは剣道少年だった。
始めたのは小学校1年生のとき。
きっかけは近所の幼なじみ3人でのチャンバラごっこ。
「ヨシカワくーん」でお馴染み青春ドラマ『俺は男だ』。
この頃テレビでは再放送されていて剣道がカッコ良く見えていたこともあった。
週3回の夜、道場のある体育館に稽古に通う。
しかし、楽しかったのは初めた頃だけ。
剣道は大嫌いであった。
「礼にはじまり礼に終わる」武士道精神はいいものの、
勝ってもマジで喜ぶな、どんなことでも目上の人には礼儀を重んじろ、
子供心にも剣道は理不尽さそのものだった。なによりも辛いのは稽古。
まるで鬼のようなおっかねぇー先生もいて強烈な面の痛さや息もできない
掛かり稽古に何度も泣かされた。
おかげで根性だけはついたのかもしれないが。。

そんなことであったのだが、高校では迷わず剣道部を選んだ。
嫌でも続けてきた〈剣道〉に向き合ってみたかったからだったと思う。
それに高校剣道部は市内では「文武両道」的な伝統もあり子供のころ
からの憧れもあった。

小学校のそれとは真逆で高校の練習はキツくもあったが全く苦ではなかった。
毛無山の麓を2km走り、そのあとの稽古が毎日のルーティーン。
たまに市内の大学、札幌の道場にも出稽古にいく。
高校から初めて剣道をはじめた先輩や同期もガチで稽古に励んでいた。
剣道は個人競技だが、学校別の団体戦がある。
とにかくチームためにも本気で強くなりたかった。

練習の厳しさはありながら、その分ふだんの先輩、後輩の縦関係が薄く、
いい雰囲気の部活であった。
剣道のおかげで充実した3年間を過ごした。
我が青春の1ページだ。
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つい先日、そんな時を共に過ごした高校時代の後輩からLINEで新聞記事が
送られてきた。
「115年の歴史に幕」というタイトル。
「令和」という新たな時代の幕開けとともに、旧制中学校時代の明治36年
から115年続いてきた我ら母校の剣道部が廃部になるという。
少人数でも最後まで頑張ってきた現部員も悲しい出来事であっただろう。
寂しいことだが、これも少子化の影響や時代の流れによりやむを得ない。
が、〈剣道〉自体も未来のために魅力的になるべきではなかろうか。

歌旅座の「昭和のうたコンサート」内MCでJUNCOが最近話していること
がある。
 昭和から平成、そして令和という新しい時代を迎えた今も
 昭和のうたは決して色あせない
 それはうたと共に昭和に生まれた人たちが輝いているから

温きを故ねて新しきを知る。

昭和のうたも音楽もそう。
武士がいた時代から今のスタイルの〈剣道〉として普及したのは戦後以降。
剣道もザ・昭和だ。
武士道精神を新しい世代、より広く世界中に伝える魅力のある
〈武道・スポーツ=剣道〉になることができるはず。

そんなことで原点に帰るためにも、この曲を聴いてみたくなった。
「俺は男だ」の主題歌。
森田健作『さらば涙と言おう』作詞:阿久悠,作曲:鈴木邦彦
30年遠ざかっていたが、たまにオイラも素振り100本でもしてみよう。