海よ~ オレの海よ~♪
「七つの海を股にかけて~」なんて昔から世界中を船旅する海賊の常套句であるが、
歌旅座も負けていない。なんたって先週は西沖の対岸はロシアに続く天売島の海を眺め、一挙に瀬戸内海へやって来たのだから。

初夏の本州ロングランツアーが始まった。
初日は山口県光市での公演。道北の羽幌町から戻った夜にフェリー移動していた
ダル&チエと広島空港で合流し、岩国市内の宿にステイ。

翌朝、部屋の窓からは岩国港のコンビナートに朝陽がさし、見たこともない景色に旅感が深まる。いや~山口にきたなぁ と。
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このあたり以前の周防国(すおうのくに)で伊藤博文も今の光市の出身らしい。
歴史あるまち。会場の光市民ホール横にはイチョウの木(?)が巨大なブロッコリーのように立っている。伊藤博文もみてたんだろうか!?などとつい想像してしまう。
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光市は歌旅座はじめましての場所。
オープニングは静かめだったお客さんも昭和の歌々とともに気持ちがほぐれ
最期はステージと会場が一体になっていたのだった。
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光市の皆さん、ありがとうございました。
なんだかまた会えそうな予感が。。
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この日の夜は宿の近くにあったお好み焼き屋さんへ。
閉店時間だったにも関わらず、腹ペコの我らのために開けてくれたお店を切り盛りするご夫婦。キャベツたっぷりの広島風、ごちそうさまでした~
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こうして公演初日も終了。
帰り道、明日どうしても行きたいところがあるとつぶやくチエ。
宿から数キロのところにある、日本三名橋のひとつ〈錦帯橋〉が見たいのだと。
早朝しか時間がなく、誰も付き合ってくれないのかと思いきや朝起き組さんが一緒に
行ってくれたみたい。朝ごはん前に送られてきたのが、ご機嫌なこの写真。
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早起きは三文の徳。清々しい笑顔の2人。
江戸時代の浮世絵の巨匠、葛飾北斎と安藤広重も揃って描いた錦帯橋の橋桁に座る。
いいっすなぁ。

〈旅レポ〉ばりに盛りだくさんでお届けした初日の様子。
でもツアーは始まったばかり。。
これからも続く旅の記録。どうぞご期待あれ。