はじめて生の関西弁を聞いたのは短大1年生の春だった。
北海道のマイナーな短大で、ほとんどの生徒が道内出身の中、オリエンテーションで偶然隣に座った子が兵庫県出身だったのだ。
北海道だからと標準語を話そうとしていたが、打ち解けていくうちに関西弁になっていった。
テレビに出るお笑い芸人が使う言葉。
見たことはあっても会話は初めて。
「ええやん !」「なんでやねん」「ちゃうやろ」「いやや !」などなど出会ったことがない言葉やイントネーションが興味深く、よくレクチャーを受けていたがいつも「なんかちゃうな」と合格点はもらえなかった。

現在の演目に出てくる海原千里万里の”大阪ラプソディ”間奏でJUNCOさんと関西弁でちょっとした小漫才を披露している。
何度も回を重ねていたが、本場の大阪で初めてこの曲を披露した時はものすごく緊張した。
ほんまもんの関西人が大勢いる中、私のつたない関西弁は通じるのだろうか…。
滑ったらどうしようという不安とプレッシャーでいつも手に(脇にも)汗握っていた。
今となっては良い思い出。
今回の阪南公演でも披露しましたが、いかがでしたでしょうか ?

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あっという間の2時間でよみがえる、客席のみなさんのそれぞれの昭和。

「子育てに奮闘していた頃を思い出しました」
「亡くなった母を思い出し、涙が出ました」
「あの頃は良かった」

アンケートにつづられる思い出を大切に抱きしめ、また次の公演地のステージにつなげたいと思う。

ご来場いただきましたみなさん、ありがとうございました。
またきっとお会いしましょうね。

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