眞宗寺さんでの激しい夜を過ごし、数時間
の軽い睡眠を取り、恒例の『昨夜の記憶』
の答え合わせから始まる朝。
もう大人なんだから、知らない傷を作る
のはやめましょうね、皆さん。
奇跡の起床に成功した一座、函館名物
『ハセガワストアの焼鳥弁当(塩)』を購入して江差港へ向かう。
これがまたうまい。付属の紅しょうがが
抜群に合う。 米の硬さ・塩加減、バランス
言うことなし。
ご当地飯を食べられるのも、旅の醍醐味
です。

ハートランドフェリーに揺られること
2時間弱。奥尻港で手をふる愛すべき
ご夫婦の姿。
奥尻公演は、この工藤ご夫妻なしでは
実現出来ない。
いち建設会社の社長さんが、『町の
みんなが喜んでくれることがしたい』
と、自らが立ち上がりコンサートを
企画してくれている。
今回もまた200名近くの皆さんが足を
運んでくれたのだけど、お二人は
既に来年を見ていた。
行きたくても、手段がないというお年寄り
の為に、マイクロバスを出そうと
目論んでいるのだ。
島民みんなに楽しんで欲しいという
思いが底なしである。
そんなお二人と出会えたことが、私達に
とっての宝物。

雨でグズつく奥尻二日目。
一年ぶりの『奥尻の夏休み』だ。
今年は絶対に魚を捕るぞと意気込み、
フィッシュランドでモリまで入手した
ダル。
ほぉ、そこまで言うのならと、陸では
酢飯と海苔とワサビまでスタンバイ。
あとは新鮮な魚を待つのみ。
その間、工藤さんの奥さんが入手して
きてくれたポップコーンと焼きマシュマロ
で、心を満たす。

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海の向こうでは、巨大なアザラシ?がモリ
片手に魚達に茶化されている。
すぐそばで鵜が魚をくわえ、ダルを
嘲笑って去っていった。
結果的に、私達は『酢飯巻き』を食べる
こととなった。
包丁を研いで待ち構えていた料理長の
司会太郎は出番をなくし、待ち時間の
長すぎたBOSSは4本もワインを空けて
しまった。
これもまた、意味があるんだろう、
ね、父さん。

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グズついてただけの雨も本降りになり、
ずぶ濡れで宿へ戻る。
工藤組の皆さんが用意してくれた
バーベキューで、心も身体も満たされ
ていく。ありがたい。
本当にありがたい。

コンサートだけではなく、私達にとっての
『奥尻の夏』をコーディネートして
くれる。
こうしてまた、忘れられない夏のひととき
をサンタさんからもらったのでした。