昔から、新しい街に引っ越すとまず探すのが
『心の台所』
自分で料理をしたくない時、近くにおいしくて
素敵な女将もしくは大将のいる居酒屋がないと
それだけでワタシ、さびしくなっちゃうのです。
北海道弁で言うと「あずましい(しっくりくる・
落ち着く…)」店というのは、恋人探しと同じ
くらい重要なのである。

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心豊かな晩酌に命をかけがちなワタシタチ。
陽が落ちてくると、なぜか!なーぜか缶の蓋を
プシュッとしたくなってくる。未だに不思議だ。
BOSSが冷蔵庫の前をうろつき始めると、もう
こっちのもんだ。今日も夢を語り合う時間が
やってきた。
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(時に女子だけの場合もアリ。旭川からきた樋口一枝も参加)

年配組が一杯やり始めた頃、下の台所からプゥ~ン
とイイ匂いがしてくる。おつまみ番長・チエが
ケツ、いや腕を振るっている。
時に美深のイモと玉ねぎのオーブンチーズ焼き、
時にホッケの塩焼きとイカの刺身、
にんにくとバジルのパスタもありーの、
厚焼き玉子にお好み焼き…エトセトラ…。
メニューだけ見ていると素敵なダイニングテーブル
かなんかで食べてそうですが、私たちの場合
『会議用テーブル(1メートル四方)』が晩餐場所。
書類とパソコンと在庫などに囲まれた場所。

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(改めて客観的に見るとインパクトあるな)

発泡酒から始まり、料理に応じてお酒を変える。
(皆さんに頂いたお酒は大体ここで胃袋に入ります)
最近では、アジトにあるソファーをBOSS室に持ち込み
『ラウンジ・TAKA』を増設。間接照明までつけ
ちゃったりして。
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あぁ…これでまたここで飲み過ぎてしまう…。
パソコン画面で今後レパートリーに入れたい曲や
参考音源などを流し、あーでもないこーでもないと
晩酌会議をすすめる。
せっかくのいいアイデアを忘れないようにと、チエは
必死にメモる。(たまに見返しても意味が分からない
時もあるが仕方なし)

そうしてひとしきり盛り上がってきた私たちは、
前を向き、明日へ向かい、『まる』に向かう。
先に書いた『あずましい場所』である。
いつも呑んだくれの私たちを笑顔で迎えてくれ、
『もう呑んできたのかい?』とため息交じりに笑い、
今日のお通しを出してくれる。
今の時期だと、うまそうなツブが大皿に盛られていて
それをすこぉ~しずつかじりながら白ワインを呑む。
気分が良ければひとっぷし。
手拍子と笑い声の中に、夢が弾ける。

千鳥足とはよく言ったもので、まぁ歩けないこと。
鼻歌歌いながら家路につくワタシ。
肝臓の強い人たちは、こっそりと円山夜想の店長に
電話してとどめの一杯を呑もうとしている。
優しい円山の皆様、いつもありがとう。
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(屋上ジンギスカンで日頃の感謝を二人に伝える)

この歌旅座的晩酌タイムは、どうしたってやめられ
そうにありません。この秘密会議の結果は
ステージ上で表現されているハズです。
夢は夜ひらく。