何事もやっぱり『しみじみ』やるのがいい。
先日の喜茂別クリスマス公演の撤収時、BOSSが言う。
『今年のこのバラシも最後だ、お前ら
しみじみしてるか~、なダル、しみじみな~』

2019年も全国を走り回り、例年より少し少ないけれど132公演、
各地にステージを届けてきました。
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知らない街で目が覚め、窓の外に広がる景色を眺めては、
『今日もまた「はじめて」のなにかが待っている!』と心を躍らせる日々。
平成から令和の旅芸人です。

ーーしみじみーー
各々、どんな朝を迎えたとしても朝食はおいしく。
どこひとつ同じ会場はないその『たったひとつ』の今日を創る為に、
早くから頭を使い身体を動かし仕込む。
休憩中、そばに川が流れていれば眺め
暑い日にはホースで水浴びをし、
凍えそうな日はトラックの中で晩酌の計画を立て…。
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Tシャツがビチャビチャになる程汗をかき
仕込みを終えるやいなや、
小さな鏡に映る顔に塗装を施し、
お互いのことを気持ち悪いなと思いながらも、
真面目な会話をする。

ーーしみじみーー
本ベルが鳴り、司会太郎がステージに出ていく時
舞台袖にお客さんの笑い声や大きな拍手が聞こえてくる瞬間。
この時、『今日もイイ日になる』とこちらの顔も緩む。

シャイな町、純粋な町、すごく話かけてくる町、
仲がイイ町、女性が元気な町…
自分たちの目と心で、そのリアルなニッポンの人々と
ステージを通して繋がれることは
どんな参考書よりもウィキペディアよりも糧になります。
そして、最高にあたたかい公演後の握手も。
『また会いたい』と書いてくれる何万通ものアンケートも。

ーーしみじみーー
相変わらず今年も、呑みました。
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(横綱2019も健在)
けれどもそこにはいつも大切なものが詰まっている。
NARIKOに泣かされたダル坊もきっと
その『愛』の意味を知っただろう。
前を向いてるからぶつかるのなら、
どんどんぶつかろうじゃないか。
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ーーしみじみーー
今はまだゴールじゃない。そう思います。
やりたいことも、行きたいところもまだまだある。
知らない自分にも会いたいし。
ぶつかってくれる仲間にありがとうを。
開催に力を注いでくれる主催者の皆さんにありがとうを。
私たちのステージを受け止めてくれる皆さんにありがとうを。
後援会の更新してくれた応援団の皆さんの
名前を書きながら、2019年にしか味わえなかった
たったひとつの『旅物語』をしみじみと噛みしめて。

皆さん、今年もたくさん関わってくれて
ありがとう!生きました!
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(JUNCOの還暦ステージは2037年ですのでよろしく♪
皆さん長生きしてくださいね♪)