もう一昨年の暮れの話しですが、生まれて初めての入院&手術という経験をして
ブログにもその時の様子を書かせてもらいました。
前回のブログを読み直してみると、『病気のデパート』なのに次の手術を残して、
気がつけばあっという間に1年が過ぎていました。 

そして今、新年早々に2度目の手術を終え、病室からパソコンをポチポチしております。
今回治したのは鼻。
『鼻中隔』という鼻の真ん中の仕切りがS字に曲がっていて穴を狭くしているという症状。
やはりこれでは脳にちゃんと酸素が行き渡らないですよね?!
どうりで言われた事、聞いた事をすぐ忘れたり、物覚えが悪いと思ってたんです…
悪いのは俺じゃなくて、鼻だったんですねぇ〜。。。

今年から主治医が変わり、かなり不安なるくらい説明下手だし、ギリまでしない。
しかも当初は右の鼻と聞いていたのに、直前に両方の突貫工事と知る。
どれくらい直前かというと、手術室に入って眠らされる3分前くらい。
もう急すぎて「あ、そうなんですね」くらいしか言えないです。
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※説明下手な主治医が書いた俺の鼻の断面図

始まった手術は曲がった骨を削り真っ直ぐに、無駄に分厚くなった粘膜も切除し拡張。
約2時間半後に麻酔から覚め、無事生還。
その姿はパンパンにガーゼが詰められていて、完全に送られ人。
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※まだ朦朧としている術後すぐ。
カラーだと生々しいので、白黒に加工したら送られ感が増してしまいました…

口呼吸のみのこの状態で3日間。
完全に嗅覚がないとどうなるか知ってますか?
飲み物は全て無味の水と同じ、
食べ物も食感とかすかな五味を感じる程度で何を食べてるのか全然解らないんです。
調べてみると味覚とは80~90%が匂いで、舌で感じるのが20%以下なんですって。
なので逆に何でも食べれる気がしていました。

そして今日(10日)です。
待ちに待ったガーゼが取れる日がやってきました。
今まで感じた事のないくらいの空気の量が通って行くだろうと、
期待に胸を、いや、鼻を膨らませ診察台へ。
その結果…ジャーン!!

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 新たに綿を詰められました。。。
 
というのも、また診察台に上がるまで説明されずに知らなかったのですが、
実はガーゼを抜く今日が一番地獄の日だったのです。 

まず看護師さんが開口一言目に「痛み止め飲んでもらってなんだけど、絶対痛いから」と。
血で汚れないようにエプロンを掛けられ、吐血用のトレイとガーゼを持たされる。
この時点で前回の吐血して再手術した事がフラッシュバック!

右に6本、左に7本入っているらしい。
勝手な想像ではマジシャンが口から出す万国旗のようにスルスルと出てくるものだと…
でも実際は団子状態で半分固まってるのを鼻の中で無理矢理ひっぱり出していく。
それも素直に出る訳はなく、絡まって出てこなかったり、塊ごと引っ張ったり。
出せば出すほど鼻と口からは血、額からは汗、目からは涙が流れ、
全部終わった時には顔面中ベチョベチョでどこまで血で汚れたのか解らないぐらいだった。

一時的な止血はしたものの、完全に止まってはいないので流れないように
入り口だけ綿でツッペをしている状態。
結局退院までこのままらしい。

病室に戻ってから看護師さんが教えてくれました。
鼻の手術は、手術よりもガーゼを抜く時の方が大イベントで大変なんだと。
この治療法じゃなく、何か違う形で進歩しないと患者が可哀想だと思っていると。

それを聞いて自分も思いました…
なぜこの病院は全て誰も先に教えてくれない!!
いきなりすぎて覚悟とか気持ちの準備が出来んて!

脳にたっぷり酸素を送れるようになるものあと数日かかりそうです…。