私は、『食べ物が喉を通らない』状態に
なったことがない。「なんか味気ないな。
食べる気がしないな」と思うことはあった
としても必ず食べてきた。
大好きな友達が亡くなった時も、悲しくて
悲しくてどうしていいか分からなかった
のに、遺影にする為の写真を探しては
腹がグウと鳴り、
「あぁ…生きてるって腹が減るんだな…」と
なんとも言えない気持ちになったのを
覚えている。

『失恋しちゃって何も喉を通らないの…』
…マヂ~っ?!
きっとなにかつまんでいるに違いない。
チエに聞いたところ、「ワタシもジュンコ
さんと一緒です。だから、自分はそこまで
悩んでないんだ…って開き直ってました」
と。
そうですよ皆さん。食べたほうがいい
ですよ。

昔からおいしいものが大好きな私。
ちょっぴり大人になった今、素材のうまみ
というものがどれほど素晴らしいかを
実感しています。
なにもかけなくてもおいしいものに、
『なにかをかけること』が癖になっている
人の多いこと多いこと。
刺身にべったりと醤油を付ける人を見ると、
ホラー映画の如く叫びたくなるのは私だけ?
下味のしっかりついたお弁当のおかずだって
実はなにもかけなくて十分おいしい。
(最近思うのはシュウマイ!肉のうまみが
ダイレクトに入ってくる)
そう考えると、おひたしって素敵な食べ物。
ほうれん草に白菜…鰹節の香りが加われば
口の中にうまみのジュースが溢れる。
出来れば醤油は数滴鰹節に湿らせて
一度『海にかえしてやる』気持ちで。
野菜にはかけない。(おひたしじゃ
なくなっちゃうか…)是非お試しあれ。
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うまみの王様はやっぱり昆布かしら。
北海道の昆布はどこも最高だけれど、
一番のお気に入りは『羅臼昆布』です。

みんなで「おいしいね。おいしいな。」と
味わいながら食べる食事は、どんな薬よりも
身体にイイ気がする。
この大地や海で元気に育った命に感謝を。
食べ物に聞く耳があるなら、「幸せを
ありがとう」とキスしたいくらいです。
あとは、味が分からなくなるほど、
心が落ち込まないように生きていかねば
ですね。食べることは生きること。
今月は各地でメンバーとどんな幸せを
感じるんだろう。
楽しみです。

余談:NARIKOが好きだというミモザ。
私が好きなのは「チングルマ(高山植物)」
幼い頃トーサンに教えてもらってから
その情けない響きと、可愛らしさと
力強さに虜になりました。

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『娘よ。あれがチングルマだ』
『え?チン・・グルマ?』
『そうだ。チングルマだ』
父も父だし、私も私だな。