"プルンニー"
タイ語で『明日』という意味だ。
タイの教会で唄われているこの"プルンニー"という
曲に出会ったのが2010年。
元はたしか、『どんな明日が来るかわからないけれど、
神様どうか今日のように越えていける力を下さい』
といったような歌詞だったと思う。
そこに全く異なる私なりの『明日』への想いを込めて
書きあげたこの曲。
歌旅座オリジナル公演のオープニング曲として
幾度となくJUNCOが力強く歌いあげてきたこの曲。


今回のこのコロナ騒動。
多大、多方面への影響で世の多くの方々が痛みを
感じているだろうが、私達にとってもダメージは尽大で、
一時は嘆く声も失うほどだった。
公演は中止になる。
先へ道をつなげる営業ですらできない。
飛び立とうにも羽ばたこうにも羽根を
もぎとられたかのように感じてしまった。
危ない、危ない。
自分で描いた『明日』への想いを置き去りにするところだった。

北海道歌旅座 全国共通コンサート入場券、
嬉しいことに、歌旅座を支援しようと多くの方が
申し込んで下さっている。
今は苦しいだろうけど、コンサートが再開したら
JUNCOの歌にナリコのバイオリンにサーモンズの
パフォーマンスに必ず会いに行くよ、
だから頑張って!! という思いで申し込んで下さっている。
そう、このチケットは、ほんの少し先の、
明るい『明日』へのチケットなんだ。
その時が来たら、JUNCOはより全霊を込めて歌い、
ナリコのバイオリンは艶を増し、
サーモンズの汗は倍量するだろう。
そして会場の歌声はひとつになり、
暗い昨日を吹き飛ばし、次へとつないでくれるだろう。
そんな時間を約束する小さな未来へのチケットなんだ。
私が描いた『明日』は神頼みではなかった。

 たとえ暗闇に
 かすかな希望(ひかり)を見失っても
 一緒に刻んできた時が
 その行く先を照らしてくれる

北海道歌旅座は今、12年目の試練を
"同じ夢を見つめている"多くの方の力を借りて
乗り越えようとしている。