全国共通コンサート入場券
4月13日までのご支援枚数:1301枚

堂々歌い続けよう 心の糸が光るように


一座が北海道179市町村すべてのまちに音楽の感動を手渡ししようと
旅を始めた2009年、私はふるさと美深町の隣にある名寄市で全く違う
畑の仕事をし、彼らのことを知らずに生きていました。
初めて知ったのはこの年の12月こと。当時スタッフとして働いていた
ナオミ という女の子がたまたま同級生で、「コンサートをやるから
観に来てほしい」と連絡があり、わけのわからぬまま足を運んだのが
きっかけでした。
今思えば、あの日が私の歩む道を変えた大きな一日だった気がします。

JUNCOの歌声を聴いた時の衝撃は今でも忘れません。
鳥肌が立ちました。歌がうまいとか、歌詞が良いとか、そういうことじゃなく
その存在感に胸をわしづかみされた感覚。目が離せない。
と思っていると、道くさ合唱団という名のコーラス隊が現れ(後のサーモンズ)
その良い意味で緊張した空気をまるく和ませてくれました。
感動と笑いが心を揺さぶる。

コンサートを観終えた後はいてもたってもいられなくなり
179市町村達成の夢に少しでも近づきたい !
自分の住む街の人たちにもJUNCOの歌を聴いて欲しい !と
たくさんの人の協力のもと名寄で公演を実現することができました。
これまで、観る側だったのが企画する側に。
人は来るのか、喜んでくれるのか、不安と期待が入り混じる。
客席の楽しむ様子をみて、帰っていく人がまた来たいと話すのを聴いて
やっと「やってよかった」と安堵したのを覚えています。
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(2010年名寄公演にて)

そうして、6年前紆余曲折を経て、私は一座の一員になりました。
次はステージで演じる側に。振付と歌を覚えても失敗の繰り返しで
何度怒られたことか。
加えて、営業も、宣伝も、舞台の仕込みも、バラしも全部やらなければ
なりません。
正直なところ入った頃は「えらいとこに来ちまった」って思っちゃいました。
怒られるの嫌いですからねぇ。
でも、ステージに立って楽しそうに歌う人たちをみると
不思議とまだいける!って思っちゃうわけです。
もっとたくさんの人に、もっとたくさんの街にって。
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コンサート時の一座のルーティーン。
会場に着いたら、トラックから機材を降ろし、繰り返しの中で自然に生まれた
それぞれの持ち回りの位置につき、ステージのセッティングを始める。
そうしてリハーサルお終えると、一気に昼食の弁当を掻っ込んで顔に
塗装を施す。
ステージに全力で挑んだ後は、ロビーでCDを売り、最後のお客さんを見送ったら
急いで楽屋に戻り衣装を着替えて撤収作業へ。
(服は作業着なのに、顔はド派手な化粧のままなので笑えます)
機材を積み終えたら次の街へと車を走らせる。
こうして全国を旅しています。
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私たちの合言葉は「三方よし」
公演をする側、主催側が共にやって良かった
お客さんが来て良かったと思えるコンサートを作っていこう。
ありがたいことにその全てを身を持って体験することが
できました。
そのすべてに自信を持って全国を廻りたいとおもっています。
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(奈良県川西町にて。主催者兼、裏方スタッフの皆さんと)

しかし、いま、大変な世の中になってしまいました。
以前のように各地へ元気を届けることも許されません。
「想い」だけではどうにもならないこのもどかしさ。
しかし、たくさんの応援のメッセージを頂き、心の糸が繋がっている
ことを感じています。

この事態が終息した暁にはまた
堂々歌い続けよう 心の糸が光るように

さて、今回でこのシリーズ、「数え唄紀行」はおしまいです。
北海道歌旅座のオリジナル曲「歌旅数え唄」の歌詞に沿って
全国各地を訪れてきた歌旅座の面々がご当地で出会ってご縁を
つないでくれた人々との
交流や、旅の思い出をご紹介してまいりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

次回のシリーズは「時には昔の話を」
どうぞお楽しみに ♪