肝臓の数値があまりよろしくないと医者に言われ、
米の量を制限して1年が経ち、まだ少し高めとは
言え数値は半分まで下がりちょっと油断している
今日この頃。
元々ワタクシおにぎりが大好きでして、旅の出発
の際、うさぎさんが握ってくれるおにぎりは
それはそれは『パワーボール』と名が付くほど
心も身体も元気になる逸品でした。
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(お米1合分以上入っていると思われる
うさちゃんのパワーボール。朝・昼いける)

家でご飯を作る時間が増えた今、おにぎりの
うまさを再確認中。
そしてワタシは気づいたのです!
『おにぎりは握るべからず』
ゴキゲンな具を詰めてから、とにかく握るのは
一回で良し。塩をまぶし海苔を巻き、アルミホイル
で包むその時にもう一度軽くキュ。以上。
米の間に程よく入った空気の層が、具と米の良さ
を最大限に引き出してくれます。
一番好きな具は、梅干しと削りたての鰹節、そして
表面にとろろ昆布を少々。んん~♪最強♪
つまり、元気です!

おっと、話がそれてしまいました。
本日は、「時には昔の話を」シリーズ最終回。
全国でもファンが多いこの曲『ハルニレの詩』

豊頃町の十勝川河川敷にひっそりと佇むハルニレの
木をテーマに作られたのが2011年。
作詞を担当した北埜うさぎも実際に町を訪れ、
ハルニレに耳をあて心を傾け樹齢140年の歴史に
想いを馳せてきました。
(その後、大好きなラーメンもしっかりすすって
きた様子)
時がいくつも過ぎようと、喜びも悲しみも
全て受け止め生き抜いてきたハルニレ。
自然はいつも、人間になにかを語りかけてくれます。

ところでこの曲、女性の支持を得ることが多い
のです。なぜか?
ハルニレを自分の身に置き換えた場合、
「必ず私のもとへ帰っておいで」と願う気持ちは、
家を出ていった子供へ対するものか…。
故郷はいつもあなたをあたたかく迎えてくれるよ
というふうにも取れる。
もしくは旦那か?まったくもぉあなたったらっ!
どこの女の人に気をとられてるのっ!もぉ!
でも、わたしはここで待ってるわ、永遠に。
というふうにも取れる。
多分、鮭の遡上のことではないはずだ。

歌詞は、作り手のもとを離れた時、それは
お客さんによって育てられます。
それぞれの心のままに言葉が生きていきます。
皆さんの中で、一体どんな物語に仕上がっている
のか、一度聞いてみたいですね、こ~っそり。
それはきっとハルニレの詩に限らず、この世に
ある幾つもの楽曲は、人の心の数だけ物語が
出来上がっているんでしょうね。
ゆえにおもしろい。

ちなみに、この曲を歌う時私は、木そのものに
なって歌おうと思ってステージに立っています。
他のどの曲を歌う時よりも下半身に重心を置き
大地から力を引き上げ、両手は大きく広がる枝
のように。140歳の力強さに少しでも近づこう
と。ステージ上では、その『JUNCOハルニレ』
にBOSSとダルが照明を創ってくれることで
これまた素晴らしく幻想的な世界が広がっていく。
言葉・曲・歌・演奏・音・照明…全ての想い
が重なり生まれる空間は、きっと皆さまの胸の
奥に届いていることと思っています。
ハルニレ JUNCOポーズ


豊頃町にはとても立派なホール(何億もかかった
という)があります。年間に数回しかコンサート
が開かれないと昔聞きました。
このハルニレの詩が、町の人たちに親しまれ
遠い未来までも歌い継がれていったら嬉しいな
と思いを馳せるのはきっと私だけではないはず。
いつか町を出ていくかもしれない子供たちも
大人になった時、この歌が心の支えになるかも
なんて考えると、妙にキュンとくるのです。

今、この時
『たとえこの葉が枯れたとしても
 必ず新しい芽が生まれてくる』
という言葉も、私たちに勇気をくれます。

この曲も、当時発売されたシングル盤が
特設ショップにて発売されています。
吉田利一さん(宝くじの絵でもおなじみ)
による点描画で描かれたハルニレがまた
素晴らしい!額に入れて是非飾って欲しい
一品です。この機会にどうぞ!
ハルニレ ジャケデータ


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