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第8回に渡ってお届けしてきた【時には昔の話を】
最終回を迎えたにも関わらず、ふと気が付いたの
です。『このタイトル曲を振り返っていない』ことに。
ゆえに、書いちゃいます。

1987年にリリースされたこの曲は、おトキさんこと
加藤登紀子さんが歌う曲。1992年には、映画『紅の豚』
のエンディングに起用されています。
印象的には60、70年代の匂いがするんですが
それもそのはず。主人公は久しぶりに会った男友達と
昔の話をしている訳ですから。
『揺れていた時代の熱い風に吹かれて体中で
瞬間(とき)を感じた。そうだね…』
2015.6.5 貞広2
(砂川市駅前にある『貞広』 学生のBOSSが通っていた
喫茶店。何を語りあっていたんだろう。)

初めてこの曲の歌詞を見た時、どうも昔の話とは思え
ない自分がいました。
この旅は、決してリッチな旅ではないけれど
小さな部屋にぎゅうぎゅう詰めで集まり、発泡酒と
頂き物のおつまみで語り合う瞬間は、夢に溢れ時に迷い
も生まれ、お金では絶対手に入らない大切なものが
詰まっていた。
行き場を無くしたやりきれなさは、各地の繁華街の
アスファルトに叩きつけてきた。そして、もつれながら
肩を組み明日へ向かった。
DSC_1585
(後輩ダルの背中を押す先輩AREE)

『嵐のように毎日が燃えていた』
このプロジェクトがスタートしてから毎日燃えて
いられるのは、共に走ってくれる仲間や応援団が
いることに他ならない。
コロナでどうにかなっちゃった今でさえ、この胸は
ギラギラと熱を発し、一座のスピードは全く
落ちていないと思っています。(お酒の量は減った?)

この長い長い自粛の間に、この11年間の印刷物や記事
などをファイルに美しくまとめました。
『どこにいるのか今では分からない』あの人やあの人
が残していった想いが、今もなお全国へと繋がっている
ことに、『そうだね…』と、まるで自分に問いかける
ようなそんな気分です。

青春を振り返っても、そのページは色あせずむしろ
輝いているというのは、走っていたからこそ。
私達のこの旅も、10年、20年経った時もメラメラと
燃えている為にも、汗かいて走らなくては!
走り続けなくては!

いつの日か時代が変わっても、また私達と同じように
燃えてる奴らがこの曲に出会い、涙しながら友と
夢を語りあう日も来るんだろう。
大切なものがなんなのか、考える時間はもう十分
過ごした。あとは、形にするのみ。

時には昔の話を
そして、未来の話をしよう。