ツアーの始まり、道路脇に咲いていた真っ赤な彼岸花が色あせて来ています。
早いもので、ツアーも終盤。時の流れの早いこと。
北海道に帰ったら冬支度ですね。

石川県白山市での公演は3回目を迎えました。
日本三名山のひとつ白山から、県内最大の河川 手取川に水流れるキレイな水。
そこから造られる美味しいお酒。
一座の酒好きを熟知してくれている館長は毎回お薦めの一升を
教えてくれます。
友の街ならではのありがたいことです。


10月のコンサートは冒頭に「2020明日」をお届けしていました。
長く続く閉塞感。いつか必ず日常が戻ると信じスクリーンには
このメッセージ。
みなさんの胸に届いていることと思います。
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大声で歌えない分、客席から返ってくる大きな拍手は会場の一体感を増しました。
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白山公演では、いつも楽しみにしていることがあります。
音威子府村に住んでいた時、毎回一座の公演をサポートしてくれていた
平田さんご夫婦との再会です。
いつもは やぁやぁどうも!と固い握手を交わすところですが
今年はエアーハグハグ。
コロナ禍、公演できない私達のことをいつも気にかけてくれて
いました。
地元、北陸中日新聞の投書欄に今回の公演のことを投稿してくれた方です。
公演後、その投稿を読んで観に来ましたというお客様がいました。
昨日までの道 明日からの道 繋いでくれる歌の旅。
これからも繋がって行きますように。
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千秋楽は富山県南砺市公演。
井波彫刻で有名な井波地区で開催しました。
井波彫刻は明徳元年(1390)に建立された瑞泉寺が宝暦12年(1763)に火災で消失。
再建のために京都本願寺の御用彫刻士・前川三四郎が派遣され、地元の4人の大工にその技を伝えたことが始まりとされています。
今では200人の職人さんがいるそうです。
「宮大工ののみ一丁から生れた木彫刻美術館・井波」として
日本遺産に登録されています。
200年以上受け継がれている伝統。
あまり時間がなくゆっくり見れなかったので、次回は
細いところまでじっくり見れるよう時間をつくらなくてはと思っております。
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2年連続開催。
リピーターの方がたくさん足を運んでくれました。
歌旅座Tシャツを買ってくれたお客様。
「来年はこれ着て来ようと思ってるから」
"来年もまたおいでよ"という想いの込もったニヤリ顔が忘れられません。
来年はお揃いのTシャツで記念撮影ですね !
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実はこの日、一座の研修生大木ケイゴの誕生日でした。
BOSSからの粋なプレゼントはONステージ !
長い腕を広げて嬉しそうに歌っておりました。
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ご来場のみなさん、ありがとうございました!
また次回も必ずお会いしましょうね。

さぁ、次は地元北海道ツアーが待っています。
終わらない歌の旅、張り切って参りますっ!!
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