秋深き 隣りは何を する人ぞ
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*撮影JUNCO
お元気ですかー。
この秋皆さんも息詰まっていた生活から少しづつ前に向かっている
ことと思います。

さてさて歌旅座は今日も地元・北海道ツアー敢行中。
すっかり見応えのある紅葉となった山々を脇に眺めながら北へ。
道内2か所目の公演地・士別市へ向かう。
北海道を何度も廻りながらの活動はそれぞれのまちに思いを
馳せることがあるのだが、ここも想い出深いところのひとつ。

前回は8年前、市内の玉運寺さんでのお寺公演。
そしてその前年の2011年、士別市民文化センターでの初公演は
写真家・飯塚達央氏が同行しての、
初のCD付き写真集<JUNCO&CHEEP 歌旅座一座>の文字通り
撮影の“舞台”になったところだ。
付属のCDは「歌旅」が収録されている。
そして今では裏方の仕事を仕切るダルであるが、
歌旅座に入って初経験した公演地だったそう。

懐かしい会場に着くと今回の士別公演の協力をして頂いているSさん
ご夫妻に出迎えて頂く。
実はご主人は当時こちらの会館に勤務されていて、それ以来歌旅座の
公演に何度も足を運んでくれているのだという話をお聞きした。
なんとも時と縁を感じるではないか。
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コロナ制限があるというものの、沢山の方々にお越しいただきました。

今では我々のテーマ曲、当時は新曲であった「歌旅」には
ザ・研修生のケーゴも参加。
9年越しに同じ会場で心を揺らすことができました。
ありがとうございました。
また、皆さんお会いしましょう。

翌日は、道内ツアーでは珍しい(ひょっとして初めて?)丸1日のノリ日。
そして「道北」といえば、チエの青春の領域。
道すがら故郷・美深町にあるほぼ地元の人しか知らないという
お気に入りポイントを案内してくれるらしい。
まずは<激流の滝>。
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滝といっても、上から流れる滝ではなく激しい水流がぶつかり合うポイント。
柵もなく、かなりアブナイ。

そして、さらに山を登り目指すのは<松山湿原>。
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湿原までは車が入れず断念したものの、ここは本当に
あゝ、秘境..
今にもヒグマが現れそうな山深さとその紅葉の自然の美しさは、
『美深』の名前の由来だろうかと思うほど。
チエのおかげでホッカイドウ・ネイチャーの奥深さを感じさせてもらった。
あゝ、北海道..

そして夜は、最北の地・稚内市に到着。
翌日の稚内市総合文化センターも全員参加は士別市と同じく2011年以来9年ぶり。
ナントそのときは、札幌から日帰り公演。
往復12時間の車旅だったのを覚えている。
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*緞帳が上がるのを舞台内で待つJUNCOとナリコ
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久しぶりの稚内市公演は昭和の歌どっぷりのレパートリーを披露。
JUNCOとナリコのテネシーワルツ&宗谷岬では一際会場の盛り上がりを
感じたひと時でした。
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これまでの旅の道標と新たな発見をした道北ツアー。
この再会や出会いを忘れないようにまた来たいですね。
それまで皆さん、お元気で✋