しかしなんという年だったんだろう。
2月の東北ツアー、釜石での公演を最後に私たちは
闇の中へ突然放り込まれた。
ざっくり言ってしまえば、鬱にもなった。
寝ても覚めても朝日は胸に光を刺してこなかった。
歌わない私はただの酔っ払いでしかなかった。
でも、仲間と語り合うその瞬間になぜか光がときどき
顔を出して、私たちを照らしてきた。
あれはきっと『希望』という光だったと思う。
DSC_3174


兄貴夫婦から甥っ子の成長ぶりを動画で送って
くれる日々の中で、命の輝きを見ていた。
未来はきっと、夢で溢れているよと、伝えたくなった。
虚しい瞬間があっても、その動画を見れば
なんだか元気になった。

来年は一体どんな風が吹くんだろう。
その答えはもしかしたらこの2020年にチラッと
見えていたのかもしれない。
『漂えど沈まず』
BOSSがたまに口にする言葉。
あの鋭い眼光で、きっちりと未来を見つめ見据え、
私たちに『行け。進め』と標になってくれた。
漂うどころか、この船は次なるステージへと
漕ぎ出している。

先日の札幌、千秋楽公演で感じた皆さんの拍手。
まるで大きな波のようだった。
『どさんこ達よ、頑張れ!』とエールを送って
くれた。その波が胸まで響いて涙が出そうだった。
ありがとうございます。
チカラ、いただきました。

2020年この12月の風を忘れない。
時代の追い風を味方につけて走ろう。
どこかで待ってくれている友へ
今一度 この曲を贈ります。

皆さんにとって2021年が、素敵な年でありますように。