全長3,911m、世界最大のつり橋。
北国育ちの私、ここを渡るとき毎回こう思うんです。
「まさかこんなに何度も明石海峡大橋を通ることになるなんて」と。

淡路島へやって参りました。
歌旅座として四国への通過点としては数えきれないほど島を渡りましたが、
今回は島内、淡路市・初公演です。
北の玄関口でもある淡路市の東海岸線を抜けて走ります。
すると海水浴場、道の駅に美術館などある東浦地区に到着するとなぜか佇むダビデ像。

そして海を臨む景色は、まるで欧州のようですね。

そんな素晴らしい景観の中にひっそりとあるサンシャインホールが会場です。
島内では南あわじ市につぐ開催となった淡路市公演。

このツアーとても不思議な出会いがいくつかあります。
青森県は下北半島にある佐井村で初めて歌旅座に出会い、大間町の公演に来てくれ、
その後転勤でこちらに来て3度目がここ淡路公演となったという方、
南あわじ市の公演をみて、楽しみに待っていてくれたご夫婦、
もちろん初めてのお客さまもたくさん足を運んでくれました。
お客様と一体になれる、素敵なホール。
ぜひ再び訪れたいですね。
公演が終わると今度は淡路島と四国を結ぶ鳴門大橋を走り四国へ。
2021年の四国初公演は、香川県・高松市。
会場のサンポートホール高松は、その名前のとおり高松港、
高松駅とも直結するシンボールタワーにあります。

市内どまんなかです。タワー棟は30階建て。
リハーサル終了後、お散歩がてら登ってみました。その景色ご覧あれ。

瀬戸内最大の港と人口42万人のまち、沖の島々が一望できます。
隣接するフェリータ-ミナルにはちょうど船が到着していました。
小豆島からの人たちとすれ違います。

♪知らないまちを 歩いてみたい
ほんの30分程度ながらお散歩時間は充実。ツアー中の醍醐味です。
そして今日も元気に公演を迎えました。

会場へお越しいただいた皆さんありがとうございました。
今の世は単なる制限だけでなく、それぞれ複雑な心境を過らせます。
それでも「来てよかった~」「また逢いたい」という声とお客様の笑顔が歌旅座のバロメーター。
実はこのツアー歌旅座のFacebookページにも地元での出会いのコメントを多く頂いております。
歌旅座を介して、全国の方々が繋がっていただけることもとても嬉しいこと。
今後、可能な限りご紹介できればと思っています。
こういう時だからこそ、お互い繋がり合えること。
明日も旅は続いていきます。