2008年秋。
世間はリーマンショックというからっ風に晒されていた頃、
歌旅座の前身となる『JUNCO&CHEEP』の活動が決まった。
と同時に今は亡きチープさんが主演するドキュメンタリー映画
「セイム・オールド・ストーリー」が翌年2月夕張市の国際映画祭で
上映されることとなった。
その時BOSSが言った。
「北海道180市町村公演の初舞台はここから始めよう」と。
2009年2月26日から4日連続の公演で会場は夕張市民会館の特設サロン。
凍てつく冬道ワゴンを走らせ、スタッフ・メンバー十数人で通った。
音響・照明スタッフ以外、我らはサロンの厨房作業スタッフをしていた。
使用機材も最低限、もちろんトラックなど無い。
舞台セットもギリギリの大きさ。
それでも、開演時間に集まってくる人を迎えいれたときの緊張感、
「これから何かが始まるんだ」という期待と不安に満ちた高揚感は
今も忘れることが出来ない。そのときの本番中のお客さんの喜びに満ちた表情も。
あれから12年の2月26日。
結成12周年コンサートを旭川市で迎えることとなりました。
この年月悲喜交々いろいろとありながら、おかげさまの12年間の感謝とともに。
前日から続いていた激しい暴風雪はこれからの行く末を案じるように
当日の朝にはすっかり晴れ渡る空に。
一同「今日もツイているなー」と北へ向かいます。
とはいえ、旭川は雪が多い。
雪山の向こうに見える建物が本日の会場・旭川市民文化会館です。
心配だったアルフィー号、歌旅トラックもそろって無事、会場入りしました。
この日は記念公演ですから特別ゲストが参加。
一人目は付き合いは歌旅座の活動以前から。チープさんの盟友で今や歌旅座のアニキ分
ギタリスト“ナイスガイ”下谷淳蔵さんが旭川空港から直行してくれました。
*着くや否や早速JUNCOとナリコの3人でのリハーサルの様子。
いつもの歌旅座公演とはまた違い胸が高鳴りますね。
通算38回の旭川市公演を支えてくれている旭川の実行委員のヒグチさん、
フクダさんのほか、名寄で出会い当時は中学生(ウン?高校生?)現在旭川在住のなっち、
小学生のときに旭川みちくさ合唱団としてステージ参加してくれ、現在京都の大学から
帰省しているヒグチ愛娘のゾーイも裏方としてヘルプ参戦してくれました。
*受付の様子
*みんな大好き楽屋弁当を準備するなっち
そして本番が始まります。
これまでに作り上げてきたオリジナル歌旅座本公演を中心にお届け。
出番前の3人いい顔してますね~。
休憩時には、吉田聰後援会長からゲストとしてご挨拶を頂きました。
12年前の夕張で撮影、ご夫妻で参加頂いた『名画座』の姿に会場も感動を覚えたでしょう。
その緞帳の内側には何やらヒソヒソ話しをする人影を発見。
そう2部は緞帳がガバっと開くと、歌旅座の影のメンバーともいうべき写真家・飯塚達央さんと
ヘアメイクの樋口一枝さんがゲスト出演するというサプライズが待ち受けていた。
6年前にタイで撮影した映像とともにJUNCOが『海に出よう』を歌い上げました。
コロナ制限がある中、北海道の各地からこの日を楽しみにそして祝福しに、
当初の予定を超える満員御礼、沢山の方々が来てくれました。
初めからは知らなくても歌旅座を通してメンバー、スタッフそしてお客様一人ひとりが
12年という時(トキ)を感じ、そして前を向ける時間を過ごせていたらと。
余談ながら2月26日繋がりで言うと、あの226事件から今年で85年目。
歌旅座の目指すところの100周年まではあと88年。
同じくらいの年月がかかりそうで浪漫たっぷりです。
コロナという稀な時代の荒波によりこれから少しの間港に入りますが、
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
新たな歌旅座の船出に備え、地上でたっぷりと鋭気を養いまた長い航海へ出ます。
そういうわけで皆さんもどうぞお元気で。
またどこかの会場でお会いできることを楽しみにしています。
旭川公演ご来場ありがとうございました!
世間はリーマンショックというからっ風に晒されていた頃、
歌旅座の前身となる『JUNCO&CHEEP』の活動が決まった。
と同時に今は亡きチープさんが主演するドキュメンタリー映画
「セイム・オールド・ストーリー」が翌年2月夕張市の国際映画祭で
上映されることとなった。
その時BOSSが言った。
「北海道180市町村公演の初舞台はここから始めよう」と。
2009年2月26日から4日連続の公演で会場は夕張市民会館の特設サロン。
凍てつく冬道ワゴンを走らせ、スタッフ・メンバー十数人で通った。
音響・照明スタッフ以外、我らはサロンの厨房作業スタッフをしていた。
使用機材も最低限、もちろんトラックなど無い。
舞台セットもギリギリの大きさ。
それでも、開演時間に集まってくる人を迎えいれたときの緊張感、
「これから何かが始まるんだ」という期待と不安に満ちた高揚感は
今も忘れることが出来ない。そのときの本番中のお客さんの喜びに満ちた表情も。
あれから12年の2月26日。
結成12周年コンサートを旭川市で迎えることとなりました。
この年月悲喜交々いろいろとありながら、おかげさまの12年間の感謝とともに。
前日から続いていた激しい暴風雪はこれからの行く末を案じるように
当日の朝にはすっかり晴れ渡る空に。
一同「今日もツイているなー」と北へ向かいます。
とはいえ、旭川は雪が多い。
雪山の向こうに見える建物が本日の会場・旭川市民文化会館です。
心配だったアルフィー号、歌旅トラックもそろって無事、会場入りしました。
この日は記念公演ですから特別ゲストが参加。
一人目は付き合いは歌旅座の活動以前から。チープさんの盟友で今や歌旅座のアニキ分
ギタリスト“ナイスガイ”下谷淳蔵さんが旭川空港から直行してくれました。
*着くや否や早速JUNCOとナリコの3人でのリハーサルの様子。
いつもの歌旅座公演とはまた違い胸が高鳴りますね。
通算38回の旭川市公演を支えてくれている旭川の実行委員のヒグチさん、
フクダさんのほか、名寄で出会い当時は中学生(ウン?高校生?)現在旭川在住のなっち、
小学生のときに旭川みちくさ合唱団としてステージ参加してくれ、現在京都の大学から
帰省しているヒグチ愛娘のゾーイも裏方としてヘルプ参戦してくれました。
*受付の様子
*みんな大好き楽屋弁当を準備するなっち
そして本番が始まります。
これまでに作り上げてきたオリジナル歌旅座本公演を中心にお届け。
出番前の3人いい顔してますね~。
休憩時には、吉田聰後援会長からゲストとしてご挨拶を頂きました。
12年前の夕張で撮影、ご夫妻で参加頂いた『名画座』の姿に会場も感動を覚えたでしょう。
その緞帳の内側には何やらヒソヒソ話しをする人影を発見。
そう2部は緞帳がガバっと開くと、歌旅座の影のメンバーともいうべき写真家・飯塚達央さんと
ヘアメイクの樋口一枝さんがゲスト出演するというサプライズが待ち受けていた。
6年前にタイで撮影した映像とともにJUNCOが『海に出よう』を歌い上げました。
コロナ制限がある中、北海道の各地からこの日を楽しみにそして祝福しに、
当初の予定を超える満員御礼、沢山の方々が来てくれました。
初めからは知らなくても歌旅座を通してメンバー、スタッフそしてお客様一人ひとりが
12年という時(トキ)を感じ、そして前を向ける時間を過ごせていたらと。
余談ながら2月26日繋がりで言うと、あの226事件から今年で85年目。
歌旅座の目指すところの100周年まではあと88年。
同じくらいの年月がかかりそうで浪漫たっぷりです。
コロナという稀な時代の荒波によりこれから少しの間港に入りますが、
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
新たな歌旅座の船出に備え、地上でたっぷりと鋭気を養いまた長い航海へ出ます。
そういうわけで皆さんもどうぞお元気で。
またどこかの会場でお会いできることを楽しみにしています。
旭川公演ご来場ありがとうございました!